脚下照顧 

※HP「研 世界史学習」TOP PAGEに連載(基本、毎日)


☆ 令和6(2024)年度

 5月へ 6月へ 7月へ 8月へ 9月へ 10月へ 11月へ 12月へ 1月へ 2月へ 3月へ

~4月~

「新しい門出」の初日は、午前にバド部活(県立寺井高校バドミントン部<男女>外部コーチとして)→午後

に読書など。前者では約3週間後に迎える加賀地区大会に向けたシングルス練習を、先日から意識させて

いる「ディフェンス型」のプレースタイルの工夫中心に行い、後者は『月夜の森の梟』(小池真理子 著。朝日

文庫 刊)がメイン。「東洋医学では…哀しみや寂しさは、肋骨の奥にたまると言われています」の台詞に、

思い当たる痛みの疼きを感じた。それもこれも「滑走路」にしてここまで生きてこれたし、そんな哀しみや寂

しさを抱えた生徒達に寄り添った叱咤激励ができる「仏様」(4度目からは鬼になってあげられる指導者)と

して、また今日から頑張る(一般的な努力と、自分ならではの工夫の両方で)! 2024.4.1


午前はバド部練習試合(男女。小松高校にて)。午後に越前大野へプチツーリング。前者では格上の相手

(小松高校は昨年度の県新人戦で男女とも団体ベスト8)とのゲームがほとんどだったので、ダブルスもシン

グルスも負け試合ばかりだったが、だからこそ自分や自分達の課題が明らかになったと思う。後者は気温

が20度の暖かさで、いつもの九頭竜川沿いの道を快走。この時期の水仙や山吹などの野草の黄色い花で、

「目の保養。心の保養」。桜花はまだ二分咲き程度。「ネクスト大野」は、桜の満開の頃に! 帰りには、山

中温泉総湯「菊の湯」に浸かった。晩は、ホームシアターで「ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション」

を鑑賞。バイク・チェイス・シーンが出色なので。 2024.3.2


朝8:59、新2年生の女子4人と男子1人が「平気な顔をして」体育館に入ってきた。だからバド部活開始の

挨拶後の話は、「お説教(社会の授業?)」。「部活の基本的な目標は、人間性を高めること。競技力向上

という目標は、自己ベストという自分にとっての金メダルを達成するために必要」など、これまで繰り返し伝

えてきた内容。全員に話をした後は、件(くだん)の5人を集めて一人ずつに釈明させた。練習メニューは、

昨日の練習試合の振り返りを踏まえたダブルスノック(一昨年に参加したTさんのバド・クリニックで伝授さ

れた「6点打ち」を、ペアの2人がコートに入って行うもの)が中心。その後のゲーム練習でも、「左手側(右

利きの選手のラウンド側やバック側)」に球を打ち返してみよう。それでどんないいことが起きるかを知ろう」

とアドバイスしながら取り組ませた。バド部活の目標の確認ができ、修正点を意識した質の高い練習ができ

たのは、誰のお陰でしょうか? 「煩悩があって、悟りがある」という考え方につながる? 「悪人正機説」に

もつながる? あれ? 「仏の顔も三度まで」だったのでは? 否。今回のことは、一度目で鬼にならなきゃ

いけない重大事案。昼食は、持参した茹でたパスタ(ソース付き)を3職(相棒のSさんが新1年生の特進ク

ラス担任なので、1年と2年の学年会のメンバーが居る職員室。バドミントン・グッズの置き場所でもある)の

電子レンジでチンしていただいた。少し油を売って帰宅。メッチャ早い粟津温泉総湯での入浴後、読書とギ

ター。3台目(「春ギター」ラスト)のオベーションの弦を張り替えてオベーション特有のキラキラ音を楽しみな

がら、指で弦を弾くアルペジオやスリーフィンガーの曲を中心に弾き語った。 2024.4.3 


午前中バド部活、午後は加賀地区バドバドミントン部顧問会議の金曜日。後者では、加賀地区大会(4/20、

27・28の3日間)の団体戦・個人戦トーナメント決め(抽選や話し合い)が小松高校で行われた。くじ運のよさ

が1年前の顧問会議からずっと続いて、今回も特に女子団体戦のベスト4のシード抽選でバッチリ発揮され

た。明日の練習で部員のみんなに印刷・帳合いしたトーナメント表を渡して、練習のモチベーションを高めた

い。 2024.4.5


午前バド部活の土曜日。春晴れの半日、バイクで往復。専門学校に進学した前主将のU君と就職したI君が

来てくれたので、理想的なダブルス練習ができた。午後は自宅で、翌日の町内会会計決算・予算の準備をし

た。 2024.4.6


9:00~13:00、昼食(出前のカツ丼)を挟んで、町内会会計決算・予算の業務(役員6名が公民館にて)を終了

させた。14:00少し前に、春のうららかな晴天の下、徒歩で加賀温泉駅へ出発。偶然、14:48分発の金沢行き

電車に丁度間に合ったので、約1時間早く料亭まつ村に到着。I君を待って、マスターとお連れ合いと私とI君

の4人で芦城公園へ。16:00くらいからお花見開始。18:30頃にはぼんぼりに灯りが点り、風情を楽しみながら

おでんなどのお総菜と日本酒を味わった。撤収後、料亭まつ村のカウンターで「2次会」。22:30頃の電車に

乗り、加賀温泉駅から徒歩で帰宅(0:30頃)。もうずっと会っていない高校時代の「畏友」T君とも電話で話せ

てうれしかった。とにかく、楽しかった! …ところが、私はスマホを芦城公園で紛失してしまったのでした(T_T) 

2024.4.7


午前中、母の通院を送迎。その間、昨晩の芦城公園に行き、あらためてスマホを捜したが見当たらず、近く

の交番に相談。本署(小松警察署)で問い合わせることを勧められ、落とし物窓口で紛失届を出した。ところ

が、母の携帯に芦城公園の事務所から電話がかかっていて、最終的には小松市役所の緑化公園課でスマ

ホが戻ってきた。ホッ! 午後はゆっくり休息→バイクの給油→粟津温泉総湯(ここで12年前まで12年間暮

らしていた打木町のK.sさんと一緒になり、退職前に(株)コマツで働いていた頃のワールドワイドな色んな話

<当時の南アのマンデラ大統領と握手(!)など>を聴かせていただいた)→大林宣彦監督作品回顧で映

画「青春デンデケデケデケ」を鑑賞(昨晩の夜桜花見会。高校の同級生達と思い出話に花を咲かせたこと

からチョイスした)。 2024.4.8


バド部活が放課後ラントレの火曜日。午前中は共済組合への今年度分(短期、介護)の銀行振込を終え、

帰宅後はこのホームページの更新(R3・4年度3年倫理ウルトラ80名作・力作集の公開スタート)や読書、

アコギ弾き語り。14:30頃に家を出て(雨なのでクラウン)、きたむらクリニックで診察料のキャッシュバック

(1月下旬に風邪で受診した際に、保険証が無かった)→寺井高校図書館でMさんとお喋り→ランニング

ロードでバド部活。新1年生の入部希望者(男女それぞれ1名の経験者を含む3名)も来ていて、「新年度

が始まった感」を強く思った。部活そのものは30分程度で終了。「無職の外部コーチ」としての、「新しい生活

リズムが始まった感」もあった。 2024.4.9


16:30からバド部活「フル」の水曜日。新入生の部活体験者が、男子2名・女子16名(1名は制服のまま、

見学のみ)も来てくれた! すでに経験者の男子E君と女子Mさんは入部を決めていて(加賀地区大会

にもエントリー済み)、この日から基礎打ち→ノック→ゲームに参加。E君はかなり打てて、Mさんも含め

て団体メンバー確定(オーダーの「隠し球」)。そして一番うれしかったのが、バド初心者の男子2名。F君

は中学では卓球部員でE君と仲が良く、一緒に美川ジュニアにも練習に参加したこともあるとかで、「逸材」

と見た。N君はソフトテニスをやっていて、その癖が抜ければかなり打てるようになりそう。少し気が早す

ぎるが、2年後の加賀地区大会男子3冠(団体・個人ダブルス・個人シングルス全て優勝)獲得を目標に

できると思った。部活前は、自宅でHP・ギター・読書。読書は、『黄色いマンション 黒い猫』(小泉今日子

 著。新潮文庫 刊)を読み終えた。どのエッセイも「珠玉」で、それは客観的にも主観的にも。主観的と

いうより「自分的」…。「すぐれて個別的なら、それは普遍」なら「すぐれて主観的なら、それは客観」? 

2歳年下で妹と同い年の小泉今日子さんが、まさかの旧知の友のように思えた。この本は、いつでも取

り出して繰り返し読めるように、特別な本棚コーナーに置いておこう。晩にアコギでキョンキョンの「木枯ら

しに抱かれて」を、想いを込めて弾き語った。 2024.4.10


茹でたパスタをタッパーに入れ、手動ミルで挽いたスタバのコーヒー豆ダークローストを水筒に淹れて、

11:00頃にHONDA「Candy」CB250Rでプチ・ツーリングに出発! 枯渕町(山中。県民の森と我谷ダム

の間。ダム湖の湖面から緑の木が伸びている不思議な景色)・比島町(勝山。いつもは通り過ぎていた

街道沿いの町。ずっと訪れたいと思っていたここの神社で昼食)・白鳥町(郡上。岐阜県。ここも、郡上

八幡町に行く途中に通り過ぎていた。長良川に架かる橋や駅前の道を歩いた)・勝原町(「かどはら」と

読む。大野。道の駅荒島岳から少し離れた九頭竜川沿いの町。国道158線の看板「花桃公園の臨時

駐車場はこちら」を発見して途中「下馬」)を回って、帰宅は19:00近く。花曇りの半日と少しのバイクの

小旅行を満喫できた! バド部は休養日。 2024.4.11

   


このHPで過去の3年倫理の「授業振り返り論述ウルトラ80名作・力作集」をアップしていたら、先日捜して

いた次の言葉・考え方に再会できた。備忘録として、ここに「置く」。

 アメリカの現代心理学「ポジティブ心理学」の学者が、人生(幸せ)を決めるのは、50%が遺伝、10%が環境、

そして行動が40%」という考え方を主張しています。あなたの書いてくれた「ウルトラ80」には、その考え方が入

っていて素敵です。「たとえ環境に恵まれていなくても、行動で挽回できる」という考え方は、生きる勇気を与え

てくれますね。

 さて、この日(金曜日)のバド部活は、15:20からラントレ・16:45から体育館での練習。約1週間後に近づいた

加賀地区大会団体戦に向けて、男子の「打てる」新1年生(ノーマークだったF君はノーエントリー。残念)の経

験者E君と2年生2人(主将N君とペアのK君)の「3人回し」のダブルスを、女子のエースダブルス相手に試し

てみた。その後、E君にはK君とのシングルスもやってもらったが、これも良かったので、E君をダブルスとシン

グルスの2度オーダーする作戦も可能だと思った。明日は大会前の最後の半日練習。ますます楽しみになっ

てきた(^_^) 2024.4.12


加賀地区大会初日(団体戦、ダブルスベスト4決めまで)の1週間前の土曜日。午後半日の練習に、辰口ジュ

ニア→金沢学院高校(今は金沢学院大学1年生)と進んだM君が父親(なんと、山代温泉8区出身。いとこが

私と同級生だった!)と一緒に参加してくれた。この3月に卒業した男女それぞれ1名も参加してくれて、充実

した練習ができた。晩は、大林宣彦監督作品回顧として映画「理由」を鑑賞。その流れで、萩尾望都の『ポーの

一族』「小鳥の巣」を再読。「エンジェル カミング アイム ヒア!(天使が来た! 僕はここだよ!)」つながりで。 

2024.4.13


1日オフの日曜日。居間の窓ガラス拭きや庭の手入れ(小枝などを集めて焚き火)を少々。先日修理が完了

した自転車(街角号)で「プチ桜の名所」になっている(この時期、訪れる人が多い)勅使町~横北町の動橋川

沿いに続く(1.5㎞くらい?)桜並木に行き、少し歩いた。このHPに関しては、Y君(金沢二水高校で私の世界史

Aの受講生だった)からのリクエストに応えて、「My Backbone 本と映画と音楽と」と題したコーナーを新設。

更新情報の文章は、以下の通り。
 
 タイトルの通り、私の「背骨」になっているフィロソフィー(ものの見方・考え方。価値観や哲学)や感性(ものの

感じ方。美意識や美学)を形成してくれた「恩人」的な書籍や映画、音楽達を紹介していきます。注:これらは

決して、「バイブル的」な「批判を許さない絶対的なもの」ではありません。どの作品にも「ツッコミどころ(作品が

生まれた時代の制約などを含む)」があると思いますが、そのことも含めて愛おしく、大切にしている「私的フェイ

バリッツ」です。


 先ずは山口瞳の学園小説『けっぱり先生』を紹介しようとして、折り目を付けたページを読み耽ってしまった! 

読書と言えば、『ファスト教養 10分で答が欲しい人たち』(レジー 著。集英社新書)を読了。もちろん「アンチ・

ファスト教養本」。結論(いかにして「ファスト教養=手っ取り早く教養を身につける」的なものの見方・考え方を

批判するかの指南)を示した文章の中に、これまで読んだり購入した本(吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』、

中島岳志の『「利他」とは何か』、マイケル・サンデルの『実力も運のうち』など)が登場していて、「やっぱり」と得心

した。 2024.4.14


今日も1日オフの月曜日。母が体調を崩して、一緒にかかりつけの病院へ。レントゲンやCTなどの検査結果は、

「風邪のひき始めからくる息苦しさや手指の震えでしょう」とうことだった。2人でホッとした。気温が25度越えの

「夏日」だったので、夕方、自転車でいつもの粟津温泉総湯へ。片道約30分くらいのサイクリングも、運動不足に

ならないように。晩はアコギを抱えて、近くの尾俣川沿いの「桜の道」を弾き語り散歩。まさに風の佳曲「桜の道」

のアルペジオ演奏からスタート。最後は同じく「星空」で締めくくった。夜風に舞う桜の花びらが、右手の甲にひらり

と着いた。 2024.4.15


風の強い日だったが晴れていたので、自転車でお墓掃除に出掛けた。伸び放題になっていた草を取って、久し

振りに墓前で掌を合わせた。夕方はバド部活。16:15~18:15の2時間を、基礎(実は応用)打ち以外それぞれ

1セットずつのシャトル置き・シングルス2対1・ダブルス「チャリチャリ」→団体戦・個人戦ダブルスとシングルス

で充実させた。初心者で初めて来てくれた1年生女子の2名も、空きコートを使用して最後まで楽しく頑張って

いた。 2024.4.16


部登録(年度最初の部ミーティングを兼ねる)が16:00からあった。新入部員は男子と女子、それぞれ4名の

計8名。完全な初心者が男子2名と女子3名で、みんな「意欲にあふれ、姿に弾みあり」なオーラがでていて

素晴らしい。ラケットショップ・マツダの松田さん(なんと、御年82歳! シニアの世界大会でダブルス銀メダリ

スト!)によるグッズ(ラケットやシューズ)の説明に対して、その都度返事をしていたのが印象的。すぐに名前

を覚えて名前で呼んでいたら、「先生、名前覚えるの早いですね~」と誉められた(^_^)こうやって「よい出会い」

を持ってしまうと、3年生になって卒部するまで一緒にバドを頑張りたくなってしまう。「無職の外部コーチ」に

なったので、今年の4月はそんな気持ちが「格別」。3日後から始まる加賀地区大会にエントリーしている部員

達プラス「ほぼ経験者」のF君に向けて、インターバル走を指示した相棒の顧問Sさんの意気込みも印象的

だった。今年度のよいスタートになった。 2024.4.17


寝室の障子紙を補修する「ついで」に、居間も含めた窓ガラス拭きを「敢行」。これで庭の景色がグッド・ヴュー

に。新入生の分を含めたバド部員のネーム・マグネットを新調して、15:20からの部活(地区大会2日前で、

ほとんどゲーム練習)ですぐに活用した。今年度本校で週6時間授業を担当する、保健・体育科の講師の

Mさん(美川中学校→金沢向陽高校→早稲田大学でのバド名選手)が初めて体育館に来てくれたので、

ゲーム練習を見てもらい、部員へのアドバイスもしてもらった。練習終了時の話の中で、「指導者と部員の

一体感=ワンチームの雰囲気がM先生に十分に伝わったと思います。挨拶や礼儀も大事だけど、このこと

がうち(寺高バド部)の強味。いろんな人が練習に来てくれたり、いろんな学校と練習試合ができるのも、この

ことの結果だと思います」と話をした。 2024.4.18


加賀地区大会前日。バド部活は15:20~16:45(体育館使用が前半)で、10分基礎打ちの後は全てゲーム練習。

女子の団体戦オーダーをめぐる「一悶着」あった(バド経験者の新入生Nさんが「打てる」ようになってきたので、

エースダブルスの3年生<2名のみ>を「解体」してNさんとのダブルスで戦うプランを提示したことに対する

抵抗感)が、相棒の顧問Sさんと相談してそれを乗り越えることでむしろプラス(オーダー決定における監督の

役割と責任についてチーム全員で確認・共有)になった。 2024.4.19


加賀地区大会初日。団体戦の結果は以下の通り。男子:初戦は小松明峰と対戦。第1・2ダブルス、第1シン

グルスの全てが第1ゲームを取られる展開。最終的にはエースダブルスと第1シングルスとエースシングルスが

勝ちきり、3対1で勝利。準決勝は対小松工業戦。オーダーは「完璧」だったが、第1シングルスの2年生K君が

ファイナルゲーム19点で両足痙攣…それでも2点を取りきって3対2で勝利。決勝戦は昨年度と同様、小松高校

が相手。ここでもオーダーは「完璧」。外した第2ダブルスと、この日、大活躍のK君の第1シングルスがシーソー

ゲームになったが惜敗。0対3で敗退。目標にしてきた「団体戦ファイナリスト=準優勝」という「金メダル」(この

チームの自己ベスト)を獲得することができた。これで2年連続の準優勝キープ。名実ともに、「加賀地区での

バド実力校」になっていることをアピールできたし、そのことの誇らしさが部員達の笑顔に表れていて感銘を受けた。

女子は初戦の鶴来を3対1で破り、「勝負」の大聖寺戦に臨んだ。これもオーダーは「完璧」だったが、第1シン

グルスの3年生Kさんが退けられて1対3(第3シングルスの3年生Aさんのゲームが、勝利確実な展開の途中で

打ち切りになったので、実際は2対3)で敗北。女子も昨年度と同じ3位の賞状を手に入れることができた。個人

戦ダブルスは、男女ともエースがベスト8入りで終了。男子の2人が、激戦のセカンドゲームを落として惜敗。

1年生の時からエースとして頑張ってきたN君の悔し涙に、心が震えてしまった。チームの課題の一つが、連戦を

勝ち抜く体力育成にあることをSさんと確認できた大会初日になった。それでもとにかく、応援も含めて(卒業生が

大勢来てくれてた!)「自分達ベスト」を見せてくれた部員達に拍手・喝采! 2024.4.20


久し振りに、「折々の言葉」(鷲田清一。朝日新聞朝刊)備忘録。「魚が欲しい人には魚を与えるのではなく、

それを捕る方法を教えよという諺を知り、教育の重要性を痛感した彼女は(中略)故郷に次々と学校を造って

いった」。調べてみたら、老子の格言で「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。

魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という文章に由来するとのこと。

バドミントン指導に活かしたい。…どうやって(^^;) 2024.4.21


小松に用事(クリーニングの受け取り)があり、「月曜日=映画の日(入館料1,100円)」でもあったので、ついで

に新小松イオンの映画館へ。「オッペンハイマー」は時間が遅かったので、2度目の「ゴジラ-1.0」を鑑賞。

監督や俳優は異なるが、「ローレライ」や「キャシャーン」との共通点(ドラマ設定や台詞に込められた世界観

など)を感じた。一種のコラボ? 2024.4.22


土曜日の加賀地区大会初日(学校対抗団体戦の成績は、男子準優勝・女子第3位<どちらも2年連続>)

明け、3日振りのバド部活練習日の火曜日。早めに体育館に入ってホワイトボードに練習メニュー(特に基礎

打ちをシングルス練習用に一部改変したものの説明図)を記入していたが、部員の集合が遅くて整列・挨拶

が1分遅れになってしまった。このタイミング(地区大会初日後の練習始めで大会2・3日目直前)で「お説教

タイム」になってしまった…。その代わり同時に、(自分自身も含めた)指導者への言葉遣い=タメ口などを

厳しく注意することができたので「雨降って地固まる」になればグッド。「NGに気づいて、Nを外す」ことが

できる主体性(個人としてもチームとしても)に期待…するしかない。 2024.4.23


「食べたら動く」で、朝食後は小一時間散歩(この日は、丸山団地と上野町)、昼食後は30分程度庭の草取り。

晴れの日の生活パターンにしていきたい。バリエーションを増やしながら。ふと手に取った故・大林宣彦監督

の著書『A MOVIE 大林宣彦、全自作を語る』(立東舎 刊)の「ページを折り曲げて、傍線を引いた箇所」を

読み耽った。一部引用。

「『時をかける少女』で、オプティカルさえなけりゃ名作だとい言われたから、じゃあオプティカルのない映画を

作ってやろうと思い(僕は悪評を役立てますよ。それが世界の半分だから)、『さびしんぼう』では一切オプティ

カルなし。」(注:太字・斜体は私)。

自分が一番気に入っているところは、どうかすると、『自分だけが気に入っている』んです。(中略)自分が

足りないと思っている箇所にこそ、読者や観客はそれぞれの想像力でもってその作り手の思想を見つけて

くれやすいものなんです。それが本当の伝達。
一番大事だと自分が思うところは、自分の言葉で演説してい

るだけだから、むしろ伝わらないことのほうが多いでしょう。僕がいつも心がけているのは、『フィロソフィを

定めてフィロソフィを語らず』です。
」(注:同上)。

ハッとさせられました。晩に映画「異人たちとの夏」を鑑賞。原作の山田太一さん(先日、物故)、脚本の市川

森一さん、監督の大林宣彦さん…すごいコラボレーション! バド部活はランニングのみ。昨日の今日だった

が、楽しみながら一所懸命な部員たちが、可愛くて頼もしかった。 2024.4.24


この日の「朝散」(朝食後の散歩)は、若葉台町→二子塚町。後者の名前の由来になっている国指定遺跡の

狐山古墳(4世紀)を、ずいぶん久し振りに訪れた。前方後円墳の形を分かりやすくするため(?)大きな木も

含めてきれいに伐採されていて、後方(西側) から古墳の上を歩いて前方(東側。石棺を保護する建屋あり)

まで歩いた。東京の国立博物館にも、豪華な副葬品の一部が収められているそうな。バド部活は15:50~18:15。

入部当初から気になっていた2年生のH君の退部(今日申し出てきて、「速攻で」了承)を、相棒の顧問Sさん

から知らされた。困ったことに、同じ2年生のS君とW君も迷っているらしい。県総体後の6月初め、3年生が

卒部した後、どんな新チームになるのだろう。「プラマイ・プラ」になるように頑張る(努力と工夫)。 2024.4.25


午前中をメインに、バイクで越前大野へ。気温が27度まで上がり、大野城にはポロシャツになって登った。

大野のお酒とお味噌とお醤油を買って、丸岡城前の公園でお弁当を食べて帰宅。バド部活は15:30~17:00。

翌日・翌々日の加賀地区大会2・3日目に向けた話をして終了。晩には「思い出の」映画「ミッドナイト・ラン」

を鑑賞し、玄関前でラブソングをたくさん弾き語りした。 2024.4.26


加賀地区大会2日目。個人戦シングルスはベスト32に3年生4人(男女2人ずつ)の全員がランクインして、

翌日の最終日に駒を進めた。ダブルスで3位入賞できなかった悔しさを、シングルスにぶつけて頑張って

いた。晩は「早くも」昨年度3年学年団の同窓会を、辰口の山崎で1次会→金沢の大豆田町のMACHIKO

で2次会で開催。能登半島地震後の復旧・復興中の飯田高校(珠洲市)に「希望異動」して、まだ断水が

続く官舎で暮らしているEさん(前特進クラス31H副担任)の話が特に印象的だった。「寺高シップ」で結ば

れた「同志会」の、「毎月後半開催」を全会一致の笑顔で決定! 2024.4.27


加賀地区大会3日(最終日)の日曜日。金沢の「定宿」から「朝食抜き」で会場の美川スポーツセンターへ。

昨日ベスト32入りした3年生4人(全員)の対戦結果は、エースで主将のN君が見事、準優勝。女子2名

(Aさん、Kさん)がベスト8、K君がベスト32の栄光に輝いた。N君の試合を見届けて、私は14:00からの

尾俣町町内会の総会・取立へ。夕方から母と買い物→粟津温泉総湯。バド部活外部コーチとしても町内

会会計・書記としても大きな達成感と安堵感を味わった「大きな1日」だった。晩はさすがに「バタンキュー」。 

2024.4.28


加賀地区大会明けの月曜日(昭和の日)。自家製カレー弁当とアコギを持って、バイクで福井県勝山市の

三室遺跡(縄文中期・後期。配石遺構が特徴的)へ。平泉寺勢力を滅ぼした一向一揆の山城跡でもあり、

麓には春日神社が建てられている。史跡の案内板前のベンチで昼食後、アコギを持って山頂へ。九頭竜

川やその対岸の勝山市中心部を見晴らせる眺望を楽しみながら、30分くらい弾き語り。山を下りて帰る

準備をしていたら、70歳くらいの男性が新車でピカピカの自転車を押しながら近づいて、「平泉寺に行った

んか? 泰澄大師(だいし)が開祖ってこと知っとるか?」と話しかけてきた。「泰澄といえば、粟津温泉に

いつも行っています」と答えたら、「粟津の粟は『淡海(あわうみ)=琵琶湖、近江』のことで、泰澄は大津

皇子の子どもやぞ」と返された。そこからは、およそ1時間30分の「オカルト的な歴史蘊蓄」談義で盛り上

がり、「じゃ!」という言葉を残して、「邪馬台国は平泉寺のあるこの勝山なんや」と力説した「歴史マニア

の好々爺」が、5段変速機がついていて頑丈そうな真新しい自転車に跨がって去って行った…。帰宅後、

少しミステリアスな心持ちで、いつもの粟津温泉総湯に浸かった。流れ的に、宮﨑駿監督作品「もののけ姫」

を鑑賞。 2024.4.29

   


加賀地区大会後のバド部ミーティングが、16:45~18:00に行われた火曜日。開始前、職員室で「2年生男子

の彼ら、退部しました」と顧問のSさんから聴いた。これで2年生男子は、シングルスの上位からのランキング

順に3名が加賀地区大会前後に部活を辞めていったことになる。理由は「バドは好きだけど、勝つために

頑張るバド、部活は嫌」ということらしい。これまでに垣間見えていた気持ちだから仕方が無いと思うが、先日

の男子団体戦準優勝や男子主将の個人シングルス準優勝のゲームを団体メンバーとして戦ったり、みんな

で応援したりする中で考え直してバド部を頑張るようになってくれたらよかったのにという残念さは大きい。

もちろんこのことを「プラマイ・プラ」にするし、「禍転じて福と成す」(「転禍成福」と4文字熟語をこしらえて

みた!)。そう、「福と成る」ではなくて「福と成す」。Sさん仕切りのミーティングが、「個人としてもチームと

しても挑み続ける」よいものになったので、それを確信・決心した。 2024.4.30

~5月~

五月朔日(さつきついたち)の水曜日。お天気が生憎(あいにく)だったので、納屋の片付け(5月5日に

向出ファミリーで、2階の片付けをする予定なのでその準備)を頑張った。バド部活は16:45~17:30の「フル

時間帯でのラントレ」。ランニング前のSさん(顧問で相棒)の部員達への言葉かけ(メニューの決まりや

目当ての説明など)に、今日も感心させられた。私の方は、練習前の話の冒頭に部活欠席の生徒の名前

と欠席理由を部員全体で確認できるように伝えるということを始めた。チームへの「帰属意識」を高めるた

めのルーティーンにしたい。「寺高バド部ファミリー」とその一員という意識を大事にしたい。 2024.5.1



~6月~





~7月~





~8月~





~9月~





~10月~





~11月~





~12月~





~1月~





~2月~





~3月~