脚下照顧 

※HP「研 世界史学習」TOP PAGEに連載(基本、毎日)


☆ 令和6(2024)年度

 5月へ 6月へ 7月へ 8月へ 9月へ 10月へ 11月へ 12月へ 1月へ 2月へ 3月へ

~4月~

「新しい門出」の初日は、午前にバド部活(県立寺井高校バドミントン部<男女>外部コーチとして)→午後

に読書など。前者では約3週間後に迎える加賀地区大会に向けたシングルス練習を、先日から意識させて

いる「ディフェンス型」のプレースタイルの工夫中心に行い、後者は『月夜の森の梟』(小池真理子 著。朝日

文庫 刊)がメイン。「東洋医学では…哀しみや寂しさは、肋骨の奥にたまると言われています」の台詞に、

思い当たる痛みの疼きを感じた。それもこれも「滑走路」にしてここまで生きてこれたし、そんな哀しみや寂

しさを抱えた生徒達に寄り添った叱咤激励ができる「仏様」(4度目からは鬼になってあげられる指導者)と

して、また今日から頑張る(一般的な努力と、自分ならではの工夫の両方で)! 2024.4.1


午前はバド部練習試合(男女。小松高校にて)。午後に越前大野へプチツーリング。前者では格上の相手

(小松高校は昨年度の県新人戦で男女とも団体ベスト8)とのゲームがほとんどだったので、ダブルスもシン

グルスも負け試合ばかりだったが、だからこそ自分や自分達の課題が明らかになったと思う。後者は気温

が20度の暖かさで、いつもの九頭竜川沿いの道を快走。この時期の水仙や山吹などの野草の黄色い花で、

「目の保養。心の保養」。桜花はまだ二分咲き程度。「ネクスト大野」は、桜の満開の頃に! 帰りには、山

中温泉総湯「菊の湯」に浸かった。晩は、ホームシアターで「ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション」

を鑑賞。バイク・チェイス・シーンが出色なので。 2024.3.2


朝8:59、新2年生の女子4人と男子1人が「平気な顔をして」体育館に入ってきた。だからバド部活開始の

挨拶後の話は、「お説教(社会の授業?)」。「部活の基本的な目標は、人間性を高めること。競技力向上

という目標は、自己ベストという自分にとっての金メダルを達成するために必要」など、これまで繰り返し伝

えてきた内容。全員に話をした後は、件(くだん)の5人を集めて一人ずつに釈明させた。練習メニューは、

昨日の練習試合の振り返りを踏まえたダブルスノック(一昨年に参加したTさんのバド・クリニックで伝授さ

れた「6点打ち」を、ペアの2人がコートに入って行うもの)が中心。その後のゲーム練習でも、「左手側(右

利きの選手のラウンド側やバック側)」に球を打ち返してみよう。それでどんないいことが起きるかを知ろう」

とアドバイスしながら取り組ませた。バド部活の目標の確認ができ、修正点を意識した質の高い練習ができ

たのは、誰のお陰でしょうか? 「煩悩があって、悟りがある」という考え方につながる? 「悪人正機説」に

もつながる? あれ? 「仏の顔も三度まで」だったのでは? 否。今回のことは、一度目で鬼にならなきゃ

いけない重大事案。昼食は、持参した茹でたパスタ(ソース付き)を3職(相棒のSさんが新1年生の特進ク

ラス担任なので、1年と2年の学年会のメンバーが居る職員室。バドミントン・グッズの置き場所でもある)の

電子レンジでチンしていただいた。少し油を売って帰宅。メッチャ早い粟津温泉総湯での入浴後、読書とギ

ター。3台目(「春ギター」ラスト)のオベーションの弦を張り替えてオベーション特有のキラキラ音を楽しみな

がら、指で弦を弾くアルペジオやスリーフィンガーの曲を中心に弾き語った。 2024.4.3 


午前中バド部活、午後は加賀地区バドバドミントン部顧問会議の金曜日。後者では、加賀地区大会(4/20、

27・28の3日間)の団体戦・個人戦トーナメント決め(抽選や話し合い)が小松高校で行われた。くじ運のよさ

が1年前の顧問会議からずっと続いて、今回も特に女子団体戦のベスト4のシード抽選でバッチリ発揮され

た。明日の練習で部員のみんなに印刷・帳合いしたトーナメント表を渡して、練習のモチベーションを高めた

い。 2024.4.5


午前バド部活の土曜日。春晴れの半日、バイクで往復。専門学校に進学した前主将のU君と就職したI君が

来てくれたので、理想的なダブルス練習ができた。午後は自宅で、翌日の町内会会計決算・予算の準備をし

た。 2024.4.6


9:00~13:00、昼食(出前のカツ丼)を挟んで、町内会会計決算・予算の業務(役員6名が公民館にて)を終了

させた。14:00少し前に、春のうららかな晴天の下、徒歩で加賀温泉駅へ出発。偶然、14:48分発の金沢行き

電車に丁度間に合ったので、約1時間早く料亭まつ村に到着。I君を待って、マスターとお連れ合いと私とI君

の4人で芦城公園へ。16:00くらいからお花見開始。18:30頃にはぼんぼりに灯りが点り、風情を楽しみながら

おでんなどのお総菜と日本酒を味わった。撤収後、料亭まつ村のカウンターで「2次会」。22:30頃の電車に

乗り、加賀温泉駅から徒歩で帰宅(0:30頃)。もうずっと会っていない高校時代の「畏友」T君とも電話で話せ

てうれしかった。とにかく、楽しかった! …ところが、私はスマホを芦城公園で紛失してしまったのでした(T_T) 

2024.4.7


午前中、母の通院を送迎。その間、昨晩の芦城公園に行き、あらためてスマホを捜したが見当たらず、近く

の交番に相談。本署(小松警察署)で問い合わせることを勧められ、落とし物窓口で紛失届を出した。ところ

が、母の携帯に芦城公園の事務所から電話がかかっていて、最終的には小松市役所の緑化公園課でスマ

ホが戻ってきた。ホッ! 午後はゆっくり休息→バイクの給油→粟津温泉総湯(ここで12年前まで12年間暮

らしていた打木町のK.sさんと一緒になり、退職前に(株)コマツで働いていた頃のワールドワイドな色んな話

<当時の南アのマンデラ大統領と握手(!)など>を聴かせていただいた)→大林宣彦監督作品回顧で映

画「青春デンデケデケデケ」を鑑賞(昨晩の夜桜花見会。高校の同級生達と思い出話に花を咲かせたこと

からチョイスした)。 2024.4.8


バド部活が放課後ラントレの火曜日。午前中は共済組合への今年度分(短期、介護)の銀行振込を終え、

帰宅後はこのホームページの更新(R3・4年度3年倫理ウルトラ80名作・力作集の公開スタート)や読書、

アコギ弾き語り。14:30頃に家を出て(雨なのでクラウン)、きたむらクリニックで診察料のキャッシュバック

(1月下旬に風邪で受診した際に、保険証が無かった)→寺井高校図書館でMさんとお喋り→ランニング

ロードでバド部活。新1年生の入部希望者(男女それぞれ1名の経験者を含む3名)も来ていて、「新年度

が始まった感」を強く思った。部活そのものは30分程度で終了。「無職の外部コーチ」としての、「新しい生活

リズムが始まった感」もあった。 2024.4.9


16:30からバド部活「フル」の水曜日。新入生の部活体験者が、男子2名・女子16名(1名は制服のまま、

見学のみ)も来てくれた! すでに経験者の男子E君と女子Mさんは入部を決めていて(加賀地区大会

にもエントリー済み)、この日から基礎打ち→ノック→ゲームに参加。E君はかなり打てて、Mさんも含め

て団体メンバー確定(オーダーの「隠し球」)。そして一番うれしかったのが、バド初心者の男子2名。F君

は中学では卓球部員でE君と仲が良く、一緒に美川ジュニアにも練習に参加したこともあるとかで、「逸材」

と見た。N君はソフトテニスをやっていて、その癖が抜ければかなり打てるようになりそう。少し気が早す

ぎるが、2年後の加賀地区大会男子3冠(団体・個人ダブルス・個人シングルス全て優勝)獲得を目標に

できると思った。部活前は、自宅でHP・ギター・読書。読書は、『黄色いマンション 黒い猫』(小泉今日子

 著。新潮文庫 刊)を読み終えた。どのエッセイも「珠玉」で、それは客観的にも主観的にも。主観的と

いうより「自分的」…。「すぐれて個別的なら、それは普遍」なら「すぐれて主観的なら、それは客観」? 

2歳年下で妹と同い年の小泉今日子さんが、まさかの旧知の友のように思えた。この本は、いつでも取

り出して繰り返し読めるように、特別な本棚コーナーに置いておこう。晩にアコギでキョンキョンの「木枯ら

しに抱かれて」を、想いを込めて弾き語った。 2024.4.10


茹でたパスタをタッパーに入れ、手動ミルで挽いたスタバのコーヒー豆ダークローストを水筒に淹れて、

11:00頃にHONDA「Candy」CB250Rでプチ・ツーリングに出発! 枯渕町(山中。県民の森と我谷ダム

の間。ダム湖の湖面から緑の木が伸びている不思議な景色)・比島町(勝山。いつもは通り過ぎていた

街道沿いの町。ずっと訪れたいと思っていたここの神社で昼食)・白鳥町(郡上。岐阜県。ここも、郡上

八幡町に行く途中に通り過ぎていた。長良川に架かる橋や駅前の道を歩いた)・勝原町(「かどはら」と

読む。大野。道の駅荒島岳から少し離れた九頭竜川沿いの町。国道158線の看板「花桃公園の臨時

駐車場はこちら」を発見して途中「下馬」)を回って、帰宅は19:00近く。花曇りの半日と少しのバイクの

小旅行を満喫できた! バド部は休養日。 2024.4.11

   


このHPで過去の3年倫理の「授業振り返り論述ウルトラ80名作・力作集」をアップしていたら、先日捜して

いた次の言葉・考え方に再会できた。備忘録として、ここに「置く」。

 アメリカの現代心理学「ポジティブ心理学」の学者が、人生(幸せ)を決めるのは、50%が遺伝、10%が環境、

そして行動が40%」という考え方を主張しています。あなたの書いてくれた「ウルトラ80」には、その考え方が入

っていて素敵です。「たとえ環境に恵まれていなくても、行動で挽回できる」という考え方は、生きる勇気を与え

てくれますね。

 さて、この日(金曜日)のバド部活は、15:20からラントレ・16:45から体育館での練習。約1週間後に近づいた

加賀地区大会団体戦に向けて、男子の「打てる」新1年生(ノーマークだったF君はノーエントリー。残念)の経

験者E君と2年生2人(主将N君とペアのK君)の「3人回し」のダブルスを、女子のエースダブルス相手に試し

てみた。その後、E君にはK君とのシングルスもやってもらったが、これも良かったので、E君をダブルスとシン

グルスの2度オーダーする作戦も可能だと思った。明日は大会前の最後の半日練習。ますます楽しみになっ

てきた(^_^) 2024.4.12


加賀地区大会初日(団体戦、ダブルスベスト4決めまで)の1週間前の土曜日。午後半日の練習に、辰口ジュ

ニア→金沢学院高校(今は金沢学院大学1年生)と進んだM君が父親(なんと、山代温泉8区出身。いとこが

私と同級生だった!)と一緒に参加してくれた。この3月に卒業した男女それぞれ1名も参加してくれて、充実

した練習ができた。晩は、大林宣彦監督作品回顧として映画「理由」を鑑賞。その流れで、萩尾望都の『ポーの

一族』「小鳥の巣」を再読。「エンジェル カミング アイム ヒア!(天使が来た! 僕はここだよ!)」つながりで。 

2024.4.13


1日オフの日曜日。居間の窓ガラス拭きや庭の手入れ(小枝などを集めて焚き火)を少々。先日修理が完了

した自転車(街角号)で「プチ桜の名所」になっている(この時期、訪れる人が多い)勅使町~横北町の動橋川

沿いに続く(1.5㎞くらい?)桜並木に行き、少し歩いた。このHPに関しては、Y君(金沢二水高校で私の世界史

Aの受講生だった)からのリクエストに応えて、「My Backbone 本と映画と音楽と」と題したコーナーを新設。

更新情報の文章は、以下の通り。
 
 タイトルの通り、私の「背骨」になっているフィロソフィー(ものの見方・考え方。価値観や哲学)や感性(ものの

感じ方。美意識や美学)を形成してくれた「恩人」的な書籍や映画、音楽達を紹介していきます。注:これらは

決して、「バイブル的」な「批判を許さない絶対的なもの」ではありません。どの作品にも「ツッコミどころ(作品が

生まれた時代の制約などを含む)」があると思いますが、そのことも含めて愛おしく、大切にしている「私的フェイ

バリッツ」です。


 先ずは山口瞳の学園小説『けっぱり先生』を紹介しようとして、折り目を付けたページを読み耽ってしまった! 

読書と言えば、『ファスト教養 10分で答が欲しい人たち』(レジー 著。集英社新書)を読了。もちろん「アンチ・

ファスト教養本」。結論(いかにして「ファスト教養=手っ取り早く教養を身につける」的なものの見方・考え方を

批判するかの指南)を示した文章の中に、これまで読んだり購入した本(吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』、

中島岳志の『「利他」とは何か』、マイケル・サンデルの『実力も運のうち』など)が登場していて、「やっぱり」と得心

した。 2024.4.14


今日も1日オフの月曜日。母が体調を崩して、一緒にかかりつけの病院へ。レントゲンやCTなどの検査結果は、

「風邪のひき始めからくる息苦しさや手指の震えでしょう」とうことだった。2人でホッとした。気温が25度越えの

「夏日」だったので、夕方、自転車でいつもの粟津温泉総湯へ。片道約30分くらいのサイクリングも、運動不足に

ならないように。晩はアコギを抱えて、近くの尾俣川沿いの「桜の道」を弾き語り散歩。まさに風の佳曲「桜の道」

のアルペジオ演奏からスタート。最後は同じく「星空」で締めくくった。夜風に舞う桜の花びらが、右手の甲にひらり

と着いた。 2024.4.15


風の強い日だったが晴れていたので、自転車でお墓掃除に出掛けた。伸び放題になっていた草を取って、久し

振りに墓前で掌を合わせた。夕方はバド部活。16:15~18:15の2時間を、基礎(実は応用)打ち以外それぞれ

1セットずつのシャトル置き・シングルス2対1・ダブルス「チャリチャリ」→団体戦・個人戦ダブルスとシングルス

で充実させた。初心者で初めて来てくれた1年生女子の2名も、空きコートを使用して最後まで楽しく頑張って

いた。 2024.4.16


部登録(年度最初の部ミーティングを兼ねる)が16:00からあった。新入部員は男子と女子、それぞれ4名の

計8名。完全な初心者が男子2名と女子3名で、みんな「意欲にあふれ、姿に弾みあり」なオーラがでていて

素晴らしい。ラケットショップ・マツダの松田さん(なんと、御年82歳! シニアの世界大会でダブルス銀メダリ

スト!)によるグッズ(ラケットやシューズ)の説明に対して、その都度返事をしていたのが印象的。すぐに名前

を覚えて名前で呼んでいたら、「先生、名前覚えるの早いですね~」と誉められた(^_^)こうやって「よい出会い」

を持ってしまうと、3年生になって卒部するまで一緒にバドを頑張りたくなってしまう。「無職の外部コーチ」に

なったので、今年の4月はそんな気持ちが「格別」。3日後から始まる加賀地区大会にエントリーしている部員

達プラス「ほぼ経験者」のF君に向けて、インターバル走を指示した相棒の顧問Sさんの意気込みも印象的

だった。今年度のよいスタートになった。 2024.4.17


寝室の障子紙を補修する「ついで」に、居間も含めた窓ガラス拭きを「敢行」。これで庭の景色がグッド・ヴュー

に。新入生の分を含めたバド部員のネーム・マグネットを新調して、15:20からの部活(地区大会2日前で、

ほとんどゲーム練習)ですぐに活用した。今年度本校で週6時間授業を担当する、保健・体育科の講師の

Mさん(美川中学校→金沢向陽高校→早稲田大学でのバド名選手)が初めて体育館に来てくれたので、

ゲーム練習を見てもらい、部員へのアドバイスもしてもらった。練習終了時の話の中で、「指導者と部員の

一体感=ワンチームの雰囲気がM先生に十分に伝わったと思います。挨拶や礼儀も大事だけど、このこと

がうち(寺高バド部)の強味。いろんな人が練習に来てくれたり、いろんな学校と練習試合ができるのも、この

ことの結果だと思います」と話をした。 2024.4.18


加賀地区大会前日。バド部活は15:20~16:45(体育館使用が前半)で、10分基礎打ちの後は全てゲーム練習。

女子の団体戦オーダーをめぐる「一悶着」あった(バド経験者の新入生Nさんが「打てる」ようになってきたので、

エースダブルスの3年生<2名のみ>を「解体」してNさんとのダブルスで戦うプランを提示したことに対する

抵抗感)が、相棒の顧問Sさんと相談してそれを乗り越えることでむしろプラス(オーダー決定における監督の

役割と責任についてチーム全員で確認・共有)になった。 2024.4.19


加賀地区大会初日。団体戦の結果は以下の通り。男子:初戦は小松明峰と対戦。第1・2ダブルス、第1シン

グルスの全てが第1ゲームを取られる展開。最終的にはエースダブルスと第1シングルスとエースシングルスが

勝ちきり、3対1で勝利。準決勝は対小松工業戦。オーダーは「完璧」だったが、第1シングルスの2年生K君が

ファイナルゲーム19点で両足痙攣…それでも2点を取りきって3対2で勝利。決勝戦は昨年度と同様、小松高校

が相手。ここでもオーダーは「完璧」。外した第2ダブルスと、この日、大活躍のK君の第1シングルスがシーソー

ゲームになったが惜敗。0対3で敗退。目標にしてきた「団体戦ファイナリスト=準優勝」という「金メダル」(この

チームの自己ベスト)を獲得することができた。これで2年連続の準優勝キープ。名実ともに、「加賀地区での

バド実力校」になっていることをアピールできたし、そのことの誇らしさが部員達の笑顔に表れていて感銘を受けた。

女子は初戦の鶴来を3対1で破り、「勝負」の大聖寺戦に臨んだ。これもオーダーは「完璧」だったが、第1シン

グルスの3年生Kさんが退けられて1対3(第3シングルスの3年生Aさんのゲームが、勝利確実な展開の途中で

打ち切りになったので、実際は2対3)で敗北。女子も昨年度と同じ3位の賞状を手に入れることができた。個人

戦ダブルスは、男女ともエースがベスト8入りで終了。男子の2人が、激戦のセカンドゲームを落として惜敗。

1年生の時からエースとして頑張ってきたN君の悔し涙に、心が震えてしまった。チームの課題の一つが、連戦を

勝ち抜く体力育成にあることをSさんと確認できた大会初日になった。それでもとにかく、応援も含めて(卒業生が

大勢来てくれてた!)「自分達ベスト」を見せてくれた部員達に拍手・喝采! 2024.4.20


久し振りに、「折々の言葉」(鷲田清一。朝日新聞朝刊)備忘録。「魚が欲しい人には魚を与えるのではなく、

それを捕る方法を教えよという諺を知り、教育の重要性を痛感した彼女は(中略)故郷に次々と学校を造って

いった」。調べてみたら、老子の格言で「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。

魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という文章に由来するとのこと。

バドミントン指導に活かしたい。…どうやって(^^;) 2024.4.21


小松に用事(クリーニングの受け取り)があり、「月曜日=映画の日(入館料1,100円)」でもあったので、ついで

に新小松イオンの映画館へ。「オッペンハイマー」は時間が遅かったので、2度目の「ゴジラ-1.0」を鑑賞。

監督や俳優は異なるが、「ローレライ」や「キャシャーン」との共通点(ドラマ設定や台詞に込められた世界観

など)を感じた。一種のコラボ? 2024.4.22


土曜日の加賀地区大会初日(学校対抗団体戦の成績は、男子準優勝・女子第3位<どちらも2年連続>)

明け、3日振りのバド部活練習日の火曜日。早めに体育館に入ってホワイトボードに練習メニュー(特に基礎

打ちをシングルス練習用に一部改変したものの説明図)を記入していたが、部員の集合が遅くて整列・挨拶

が1分遅れになってしまった。このタイミング(地区大会初日後の練習始めで大会2・3日目直前)で「お説教

タイム」になってしまった…。その代わり同時に、(自分自身も含めた)指導者への言葉遣い=タメ口などを

厳しく注意することができたので「雨降って地固まる」になればグッド。「NGに気づいて、Nを外す」ことが

できる主体性(個人としてもチームとしても)に期待…するしかない。 2024.4.23


「食べたら動く」で、朝食後は小一時間散歩(この日は、丸山団地と上野町)、昼食後は30分程度庭の草取り。

晴れの日の生活パターンにしていきたい。バリエーションを増やしながら。ふと手に取った故・大林宣彦監督

の著書『A MOVIE 大林宣彦、全自作を語る』(立東舎 刊)の「ページを折り曲げて、傍線を引いた箇所」を

読み耽った。一部引用。

「『時をかける少女』で、オプティカルさえなけりゃ名作だとい言われたから、じゃあオプティカルのない映画を

作ってやろうと思い(僕は悪評を役立てますよ。それが世界の半分だから)、『さびしんぼう』では一切オプティ

カルなし。」(注:太字・斜体は私)。

自分が一番気に入っているところは、どうかすると、『自分だけが気に入っている』んです。(中略)自分が

足りないと思っている箇所にこそ、読者や観客はそれぞれの想像力でもってその作り手の思想を見つけて

くれやすいものなんです。それが本当の伝達。
一番大事だと自分が思うところは、自分の言葉で演説してい

るだけだから、むしろ伝わらないことのほうが多いでしょう。僕がいつも心がけているのは、『フィロソフィを

定めてフィロソフィを語らず』です。
」(注:同上)。

ハッとさせられました。晩に映画「異人たちとの夏」を鑑賞。原作の山田太一さん(先日、物故)、脚本の市川

森一さん、監督の大林宣彦さん…すごいコラボレーション! バド部活はランニングのみ。昨日の今日だった

が、楽しみながら一所懸命な部員たちが、可愛くて頼もしかった。 2024.4.24


この日の「朝散」(朝食後の散歩)は、若葉台町→二子塚町。後者の名前の由来になっている国指定遺跡の

狐山古墳(4世紀)を、ずいぶん久し振りに訪れた。前方後円墳の形を分かりやすくするため(?)大きな木も

含めてきれいに伐採されていて、後方(西側) から古墳の上を歩いて前方(東側。石棺を保護する建屋あり)

まで歩いた。東京の国立博物館にも、豪華な副葬品の一部が収められているそうな。バド部活は15:50~18:15。

入部当初から気になっていた2年生のH君の退部(今日申し出てきて、「速攻で」了承)を、相棒の顧問Sさん

から知らされた。困ったことに、同じ2年生のS君とW君も迷っているらしい。県総体後の6月初め、3年生が

卒部した後、どんな新チームになるのだろう。「プラマイ・プラ」になるように頑張る(努力と工夫)。 2024.4.25


午前中をメインに、バイクで越前大野へ。気温が27度まで上がり、大野城にはポロシャツになって登った。

大野のお酒とお味噌とお醤油を買って、丸岡城前の公園でお弁当を食べて帰宅。バド部活は15:30~17:00。

翌日・翌々日の加賀地区大会2・3日目に向けた話をして終了。晩には「思い出の」映画「ミッドナイト・ラン」

を鑑賞し、玄関前でラブソングをたくさん弾き語りした。 2024.4.26


加賀地区大会2日目。個人戦シングルスはベスト32に3年生4人(男女2人ずつ)の全員がランクインして、

翌日の最終日に駒を進めた。ダブルスで3位入賞できなかった悔しさを、シングルスにぶつけて頑張って

いた。晩は「早くも」昨年度3年学年団の同窓会を、辰口の山崎で1次会→金沢の大豆田町のMACHIKO

で2次会で開催。能登半島地震後の復旧・復興中の飯田高校(珠洲市)に「希望異動」して、まだ断水が

続く官舎で暮らしているEさん(前特進クラス31H副担任)の話が特に印象的だった。「寺高シップ」で結ば

れた「同志会」の、「毎月後半開催」を全会一致の笑顔で決定! 2024.4.27


加賀地区大会3日(最終日)の日曜日。金沢の「定宿」から「朝食抜き」で会場の美川スポーツセンターへ。

昨日ベスト32入りした3年生4人(全員)の対戦結果は、エースで主将のN君が見事、準優勝。女子2名

(Aさん、Kさん)がベスト8、K君がベスト32の栄光に輝いた。N君の試合を見届けて、私は14:00からの

尾俣町町内会の総会・取立へ。夕方から母と買い物→粟津温泉総湯。バド部活外部コーチとしても町内

会会計・書記としても大きな達成感と安堵感を味わった「大きな1日」だった。晩はさすがに「バタンキュー」。 

2024.4.28


加賀地区大会明けの月曜日(昭和の日)。自家製カレー弁当とアコギを持って、バイクで福井県勝山市の

三室遺跡(縄文中期・後期。配石遺構が特徴的)へ。平泉寺勢力を滅ぼした一向一揆の山城跡でもあり、

麓には春日神社が建てられている。史跡の案内板前のベンチで昼食後、アコギを持って山頂へ。九頭竜

川やその対岸の勝山市中心部を見晴らせる眺望を楽しみながら、30分くらい弾き語り。山を下りて帰る

準備をしていたら、70歳くらいの男性が新車でピカピカの自転車を押しながら近づいて、「平泉寺に行った

んか? 泰澄大師(だいし)が開祖ってこと知っとるか?」と話しかけてきた。「泰澄といえば、粟津温泉に

いつも行っています」と答えたら、「粟津の粟は『淡海(あわうみ)=琵琶湖、近江』のことで、泰澄は大津

皇子の子どもやぞ」と返された。そこからは、およそ1時間30分の「オカルト的な歴史蘊蓄」談義で盛り上

がり、「じゃ!」という言葉を残して、「邪馬台国は平泉寺のあるこの勝山なんや」と力説した「歴史マニア

の好々爺」が、5段変速機がついていて頑丈そうな真新しい自転車に跨がって去って行った…。帰宅後、

少しミステリアスな心持ちで、いつもの粟津温泉総湯に浸かった。流れ的に、宮﨑駿監督作品「もののけ姫」

を鑑賞。 2024.4.29

   


加賀地区大会後のバド部ミーティングが、16:45~18:00に行われた火曜日。開始前、職員室で「2年生男子

の彼ら、退部しました」と顧問のSさんから聴いた。これで2年生男子は、シングルスの上位からのランキング

順に3名が加賀地区大会前後に部活を辞めていったことになる。理由は「バドは好きだけど、勝つために

頑張るバド、部活は嫌」ということらしい。これまでに垣間見えていた気持ちだから仕方が無いと思うが、先日

の男子団体戦準優勝や男子主将の個人シングルス準優勝のゲームを団体メンバーとして戦ったり、みんな

で応援したりする中で考え直してバド部を頑張るようになってくれたらよかったのにという残念さは大きい。

もちろんこのことを「プラマイ・プラ」にするし、「禍転じて福と成す」(「転禍成福」と4文字熟語をこしらえて

みた!)。そう、「福と成る」ではなくて「福と成す」。Sさん仕切りのミーティングが、「個人としてもチームと

しても挑み続ける」よいものになったので、それを確信・決心した。 2024.4.30

~5月~

五月朔日(さつきついたち)の水曜日。お天気が生憎(あいにく)だったので、納屋の片付け(5月5日に

向出ファミリーで、2階の片付けをする予定なのでその準備)を頑張った。バド部活は16:45~17:30の「フル

時間帯でのラントレ」。ランニング前のSさん(顧問で相棒)の部員達への言葉かけ(メニューの決まりや

目当ての説明など)に、今日も感心させられた。私の方は、練習前の話の冒頭に部活欠席の生徒の名前

と欠席理由を部員全体で確認できるように伝えるということを始めた。チームへの「帰属意識」を高めるた

めのルーティーンにしたい。「寺高バド部ファミリー」とその一員という意識を大事にしたい。 2024.5.1


バド部活は15:50~18:15の木曜日。翌日のシングルスランキング戦に向けて、「本校ではやっていなかった」

シングルスのパターン練習を行った。「ストレートのクリヤーを打ち合った後、クロスカットで仕掛けるが、スト

レートのヘアピンで対角線に走らされる、それをクロスヘアピンで返球し、甘いストレートのロブをクロス

スマッシュで仕留める」というメニュー。クロススマッシュの「お膳立て」としての4つのコーナーへのプレース

メントを、「戦術(目の前のラリーの作戦)」としてできるようにさせたい。 2024.5.2


バド部でランキング戦があった金曜日(憲法記念日)。「打てる」1年生の入部や辞めた2年生男子の影響

もあって、男女ともランキングがかなり変化した。よい刺激やきっかけになればいいと思う。私はランキング

戦に使わないコート(1面)で、男女のバド初心者に「フットワーク講習プラスα」。全員よい表情で素直に

頑張ってくれるから、所々にユーモアやギャグも盛り込んだ「授業」ができた。成長が今から楽しみ! 

…しかし、久し振りにガッツリ動いた(特に全てのフットワークメニューの実演と、お手本としてみんなと一緒

に回数をこなしたこと)ので、かなり疲労してしまった(^^;) それでも夕方には、自転車で粟津温泉総湯へ。

私には「体育の日」的な、GW後半初日だった。 2024.5.3


初任校大聖寺高校で生徒会副会長だった10歳年下のY君と、金沢の「和さび」→MACHIKOで飲み会。

メインは音楽堂邦楽ホールでのガルガンチュア音楽祭の一幕「ジャズピアニスト国府弘子さんとオーケス

トラアンサンブル金沢のジョイントコンサート ビートルズ・カーペンターズメドレーなど」 (15:50~16:50)。

素晴らしかった! 特に国府さんが作曲したピアノ独奏(最新曲?)「スターランド」に感涙。今回も前回の

夜桜と同様、自転車と電車で往復(時間をかけて、体力・気力を使う。「タイパ」の逆)。星空のもと、サイク

リング! 2024.5.4


夏日の気温になったこどもの日の日曜日。母がメインの向出ファミリーが全員(8人プラス甥とお連れ合い

の赤ちゃん<出産予定は7月>)集合して、納屋の2階の片付けとバーベキューの1日。「よく働き、よく飲み

食いし、よく話をして」素晴らしい時間を持てた! 次回はお盆の集まりです。…ん、その前に出産のお祝い

パーティー?  2024.5.5


午前中、1学期中間考査1週間前の最後の通常練習日の月曜日(GW最終日)。卒業生が5人来てくれた

ので、先日のランキング戦の結果を踏まえたダブルス・ゲームを中心とした。初心者には基礎打ちのほとんど

のメニューを打つ相手を替えて教えてもらう場面と、ゲーム中の私の手投げノック(ヘアピン各種とプッシュ)

で「初めの一歩」的な半日練習になったと思う。午後は久し振りに(GW後半はかなりアクティブだった!)

ゆったり過ごした。晩にホームシアターで、犬童一心監督・大島弓子原作の映画「グーグーだって猫である」

を鑑賞。主演の小泉今日子つながり(先日読んだエッセイ集の『黄色いマンション 黒い猫』が素晴らしかった)

で。そして鑑賞後は大島弓子の『綿の国星』(コミックス第1巻)を読みながら就寝。 2024.5.6


バド部活は16:45~17:45(考査1週間前に入ったので、顧問がついた上での1時間の「自主」練習初日。大会

出場者のみ)。15分ほど前に体育館に行き、ゲーム練習の組み合わせ(ダブルスとシングルス1回ずつ)を

ホワイトボードに記入。「写メを撮っておいて、明日からの対戦カードを工夫していく」と部員達にも告げた。

欠席者が2名いたので、私も相棒のSさんも基礎打ちから参加。久し振りにシャトルを打ち、ゲームもできて

楽しかったし、「自主」練習とはいえ普段以上の緊張感や集中力で頑張るバド部員の様子がうれしかった。

晩は庭で、小一時間くらい焚き火。パチパチと燃える火の前に腰掛けて、風のアルバム「ファースト」をかけ

ながら、暗譜している曲を中心に「弾き語り合奏」を楽しんだ。「海岸通り」「なんとなく」「星空」「あいつ」「桜の

道」など。 2024.5.7


『大人のための「世界史」ゼミ』(鈴木菫<ただし> 著。山川出版社 刊)を読了。以下、備忘録。

地理的空間上の位置については、東西南北は用いますが、「文化・文明」について「西」と「東」、「西洋」と

「東洋」(中略)といった対比も、ここでは基本的にしないようにします。(MT注:東西冷戦体制崩壊後の現在も、

「西側諸国」という言葉で「自由と民主主義、法による統治が重視される国々」を指し示していることへの批判? 

ならば同感)(中略)各文化圏についての時代区分として私が提唱したいのは、「初期」「前期」「中期」「後期」

「末期」「近代」という区分です。(MT注:これだと「近世」が抜け落ちてしまうのでは? でも「近世」も西欧文明=

近代文明を基準にしていて、「近代に近い時代」の意味だからNGか…)

「グローバル・システム」に包み込まれる前、世界には自己完結的な「文化世界」(MT注:近代の文明世界と対置)

が並び立っていたというお話をさせていただきました。その「文化世界」の中核部分(MT注:タイや日本は、それ

ぞれインドと中国の周「縁」部分)がまさに「世界」としてのまとまりを維持したまま、「国民国家」になったのがインド

と中国なのです。いわば「国民国家」の衣装を着た「世界」のようなものです。それが民族対立などからバラバラ

になることなく、どちらも十三億を超える人口を抱えて成り立っている、非常に特殊な世界なのです。


(中略)

二十三世紀の歴史家はこう書くかもしれません。「世界における西欧の覇権は、十八世紀はじめにはじまり二十

世紀(MT注:二十一世紀の誤植?)なかばで終わりを告げた…」。そして世界は再び十八世紀以前の「五大文字

世界(MT注:漢字、梵字、アラビア文字、ラテン文字、キリル文字の5つの文字が主として使用される文化圏)」の

ように、「アジア」で中国とインドが復権する時代となった、と叙述されるかもしれないのです。


「世界史(世界の文化と文明の歴史)」のメカニズムを考察するための入門書、という読後感。そのメカニズムを

「私の創作用語」で説明すると以下の通り。

メカニズムはイモづるの「つる」で喩えると分かりやすい。「イモそのもの」は世界史の用語を表していて暗記に走る

と世界史が嫌いになる(^^;)。「つる」とは「3つのF」。①フレーミング(骨組み+ing。タテ=時代区分とヨコ=地域区分) 

②フローリング(流れ+ing。タテ=時間的な因果関係とヨコ=空間的な因果関係) ③ファクタリング(要素+ing。

政治経済的要素と文化的要素)。これらのキーワードをうまく使って、『MTの「世界史」ゼミ』(仮称)なんてタイトルの

本を書いてみようかしら(苦笑)。2年前によく読んでいた『サピエンス全史』『ホモ・デウス』などのユヴァル・ノア・ハラ

リ氏の著作とセットで、とても「腑に落ちた」。 2024.5.8


軽トラに自転車を載せてバド部活へ。終了後は芦城公園の駐車場に軽トラを駐めて自転車に乗り、小松駅近く

の「いつもの」桜湯に浸かり、18:30から駅前の欧風食堂LUCE(ルーチェ)へ。そこで10:30くらいまで、初任校の

大聖寺で一緒だった面々(60歳台半ばの先輩H氏、50歳台後半の後輩T氏・T氏と私)でずいぶん久し振りの

飲み会。互いの近況や大聖寺での懐かしい思い出話で盛り上がった。 2024.5.9


14:15頃、軽トラの駐めてある小松市芦城公園の駐車場までサイクリング。到着は15:20。途中、パトカーの

お巡りさん2人に職質された。自転車「街角号」に、今は無き松東中学校(2021年に、小学部の松東みどり

学園と統合されて今は「松東みどり学園義務教育学校」)のステッカーが貼ってあることから、盗難車と疑わ

れたから。免許証を見せて防犯登録を確認してもらい、「無罪放免」に。「善良な方なのに、すみませんでした」

と謝られてしまった(^^;) バド部活は、昨日同様15:45~17:00。気温の高い1日(28度の夏日)だったので、

サイクリングとバドで久し振りに「汗だく」になった。晩には庭で焚き火ギター。先日注文したスマホホルダー

(首にかけて、目の前にスマホの画面がくる)を使った「ギタオケ」で、松田聖子の「秘密の花園」やチャゲ

アスの「ひとり咲き」などを弾き語り。「お月様のいない」星空のもと。 2024.5.10


PTA総会のため授業日(午前のみ。午後に総文・総体壮行会)で、バド部活は14:00~15:30の土曜日。私も

ちゃっかり卒アル用部活写真に収まり、今日も来てくれた卒業生(男女主将とHさんの3人)をスパーリング

パートナーとしたゲーム練習を行うことができた。晩は来週18日(顧問の相棒S氏の結婚披露宴に向けて、

自転車と電車で福井駅近くの飲み屋を下見。「恐竜づくし」の福井駅(えちぜん鉄道駅も含めて)にびっくり。

福井城趾(結城秀康)や北ノ庄城趾(柴田勝家)を訪れることもできてよかった。 2024.5.11


バド部活が休養日(部員達は1学期中間考査2日前)で、久し振りに1日オフの日曜日。天気は雨。「晴耕

雨読」でいう読書の1日とした。大学生の頃からよく読んできた2人の本、本多勝一の『殺される側の論理』を

読了、大江健三郎(昨年3月に死去)の『あいまいな日本の私』を読み始めた。多大な影響を受けた両者の

共通点と対立点を意識して、これからも随時、著作に接していきたい。 2024.5.12


午前中は納屋で、廃材をのこぎりで裁断。焚き火用の薪を、かなりの分量、備蓄できた。午後はバド部活

(15:45~17:00頃)。晩の映画鑑賞(ホームシアター)は、「CASSHERN」。上がったテンションのまま、アコギ

弾き語り散歩を23:30~0:30。毎日1時間以上ギターを弾いているので、ミスタッチがほとんどゼロになって

きた。…あとは表現力?! 2024.5.13


バド部員達は1学期中間考査初日の火曜日。部活は11:00~12:15。その後、小松市芦城公園でお弁当→

およそ3カ月振りの散髪→そのままバイクで越前大野へ。到着が遅かったからいつもの南部酒造場もお店を

閉めていたので、ホームセンター「みつわ」で地酒の花垣特撰大吟醸を買って帰宅。晩は充実の晩酌タイム! 

2024.5.14


バド部活オフで、午後は18日(相棒S氏の結婚披露宴)の下見。車で式場→鯖江駅前のホテル→福井駅

近くの繁華街を移動。鯖江では鯖江藩5万石の歴史(最後の藩主が、安政の大獄で井伊直弼とタッグを

組んでいた間部詮勝<まなべあきかつ>)を、神社仏閣(特に誠照寺<じょうしょうじ>が浄土真宗十本山

の一つで、スケールが大きかった!)を中心に散策することで学ぶことができた。駅前の「久保田酒店」

(店頭に杉林も出ている本格的なお店)で、お気に入りの鯖江の地酒「梵」(季節限定的な四合瓶。「梵の

初雪」)を1本購入できたのもよかった。晩に「焚き火晩酌」を楽しめた。 2024.5.15




バド部活11:00~12:15の木曜日。来週水曜日から始まる県総体のトーナメント表・タイムテーブル等を印刷・

帳合いして部員に配布。モチベーションを高めている様子に武者震い。男女の団体戦のオーダーについて

は、「顧問2人で相談した結果を明日示すので、団体戦メンバーのみんなも考えておいて。それをすり合わ

せて決めたい」と伝えた。女子は1回戦でベスト8校の遊学館高校と、男子は1回戦が大聖寺高校・2回戦が

2位校の金沢学院附属高校と対戦する。個人戦にプラスになることと、3年生は高校最後の団体戦を誇らし

く締めくくることができることを目標にして、みんなで頑張りたい。 2024.5.16


学校は1学期中間考査最終日の金曜日。バド部活は13:00~15:30の2時間30分。1年生のバド初心者の

部員達にとっては10日以上振りの部活だったので、フットワーク→基礎打ち限定メニューローテーション→

翌日の練習試合と来週水曜日の県総体団体戦に向けた個人戦と団体戦シミュレーションと練習メニューを

設定して進めていたのだが…。前兆はあった。フットワーク中、3年生全員が「あえて」自分達では声を出さ

ずに、1・2年生達だけに任せるという前兆(前回は、加賀地区大会直前にもあった)が…。基礎打ちローテ

を途中で切り上げて、ゲーム練習に入った。私は初心者の指導に専念。この日の「チーム分断状態」を、

それぞれの部員がどんな気持ちで受けとめたか。「またかよ~。トホホ」が多いのでは? 何かを優先させ

ながらそれ以外の大事なことも成り立たせることや、100点満点か0点かではなく70点以上を目指す(プラ

マイプラをよしとする)ことや、中長期的にものごとに取り組むことの大切さを伝えていく必要性を痛感した。

「話せばわかる」ではなく、「話すプラスαでわかる」と信じて。 2024.5.17


「一生モノ」の1日になった。バドミントン部でも学年でも、ずっと「相棒」のS氏の結婚式・披露宴→2次会・

3次会(同じ学年のK君とNさん。鯖江駅前のホテルα1で同宿)で。準備してきた祝辞もパーフェクトで、

下見してきた披露宴お開き後の行動計画もほぼ百点満点(3次会候補のバー UNCLE は満席だったが、

偶然見つけたオープン・カフェ的なお店がヒットだった)。それより何より、S氏の結婚式・披露宴そのものが

「一生モノ」! 自称「学校でのお母さん」Nさんほど」ではないけれど、私も感動で何度も涙ぐんでしまった…。 

2024.5.18


鯖江駅前のホテルα1で遅めの朝食(昨日から一緒のNさん・K氏と3人)。9:00フロント集合の際に「お楽

しみ抽選」。お二人は参加賞(?)であめ玉1個。私は…まさかの「大当たり 1等賞」! 受付の方達から

大きな拍手もいただき、恭しくいただいたのは…なんと「5,000円分の宿泊券」! 3月の姪っ子の結婚式

でもクイズとその正解者での抽選により、「3,000円分の Amazon 金券」をゲットしたことがあったので

「もしや」という気持ちはあったケド。昨日のS氏の結婚式・披露宴が「一生モノ」のよい思い出とこの脚下

照顧に記したが、まさにプラス「α1」の楽しいハプニングに3人みんなで盛り上がった! その後、2月に

バイクで訪れた「道の駅 越前」へ。お目当ての「3人共通の知人Kさんに雰囲気が似ているバイト(?)の

従業員さん」が…「朝獲れ海鮮料理のお店」に…いてくれて、このことにも3人で大盛り上がり。 2024.5.19


バド部活が15:20~18:20の月曜日(バド県総体が1週間早いので、ハンドボール部から譲られた?)。私は

「5.17事件を忘れたふり」をして、いつも通り練習メニューやゲームの対戦組み合わせを指示。「雨降って

地固まる」になっているかは不明。相棒の顧問S氏にも秘密(結婚式前日の出来事だったので。ただし、

3年生卒部後に話をするつもり)。そのS氏には昨日の楽しい出来事(ホテルα1のお楽しみ抽選で宿泊券

ゲット。道の駅越前で目的達成など)を伝えて、笑い合った。 2024.5.20


県総体前日のバド部活は16:20~17:30。男子は団体戦2回戦の金沢学院附属高校(第2シード)を、女子は

1回戦の遊学館高校(ベスト8シード)を想定した「団体戦シミュレーション」をメインに行った。「色々あった」

からこそ思い入れの強い3年生達…「それぞれにとっての金メダル=自己ベスト」の達成を期待したい。 

2024.5.21


県総体初日の水曜日。私は男子会場(寺井高校は当番校の一つ。引率は「第3顧問」のO氏=野球部の

顧問がメイン)、相棒の顧問S氏は女子会場。団体戦の結果は、次の通り。男子:1回戦は対大聖寺高校で

3-0快勝。2回戦は対金沢学院附属高校(第2シード)で0-3敗退。団体メンバーの2年生1人・1年生2

人もよく頑張ったが、なんといっても3年生がグッジョブ! 女子:1回戦は対遊学館高校(ベスト8シード)で

勝利。2回戦は対小松明峰高校で敗退。やはり3年生がしっかり「仕事をした」成果。この日小松高校女子

が、史上初の団体ベスト4入り(男子もベスト8入り)。小松高校バド部OB兼元監督(2000~2011年度の12

年間)の私も感無量。 2024.5.22


県総体2日目の木曜日。男子:ダブルスで昨日勝ち上がった3ペアが、2回戦で敗退。シングルスも、この日

に1回戦があった7名がことごとく敗退。女子もほぼ同様で、県レベルの高さを思い知らされた。これは新

チームにとっての重要な課題(成長課題=成長のためのハードル)。明日は主将の3年生エースN君(寺井

高校代表…そして加賀地区<シングルス準優勝>代表)のチャレンジに期待! 2024.5.23


県総体3日目の木曜日。個人戦シングルス男女ともほぼ全員が1回戦(または小さなシードを貰っていて

1回目)のゲームで敗退。それでも男子主将N君はベスト64まで勝ち上がり、最後は金沢市立高校の選手

に善戦することができた。そのN君のプレーが「県で戦って勝てる力と技」を体現していることを目の当たり

にできた1・2年生にとって、大きなプラスになったと思う。今回は、本校(他の加賀地区の学校も含めて)の

選手のほとんどが、「県レベルの土俵に上がれていない」という現実的な実力の低さを直視させられた県総体

だった。逆に言えば、「伸びしろが大きい」ということ。この現実直視が、「理想達成に向けたチャレンジ」の

スタート。 2024.5.24


バド部の指導に一区切りが着いた翌日の土曜日。1週間前に開催を決めた、金沢市大豆田での飲み会が

あった。「いつもの」SさんとKさんと私の3人(昨年度まで3年間、学年持ち上がり)に加えて、Uさん(今年度

の3年担任)との4人での「いいとこ鳥→MACHIKO」の定番コース。私は自転車と電車で移動。飲み会の

前には、金沢駅→パソコンの館→犀川沿いの遊歩道→香林坊のせせらぎ通りにある松湯→大豆田の大和

公園…とたくさん歩いた。家から動橋駅まで、自転車で20分の距離なのを知れた(加賀温泉からと比べたら

乗車賃も100円安い)。振り返ってみれば、今年の1月の共通テストの晩から「月1~2 MACHIKO」の

ペース! 楽しい。 2024.5.25


貴重な五月晴れ(気温28度で暑いくらい)のもと、アコギを携えて片野海岸へ。陽射しが強い時には、背の

高さに近い松の木の日陰に入ったりして、およそ1時間半弾き語り。県総体までのバド部指導(今のチーム

の総仕上げ)を終え、久し振りにゆったりした気分の1日オフの日曜日を過ごした。 2024.5.26


自転車(ママチャリ)で、大聖寺川沿いの遊歩道(昔の一時期、通勤路だった)→大聖寺の菅生磯部神社→

その近くの愛宕神社→大菅波町の三輪神社→加賀温泉駅近くの小安神社→弓波町の忌浪(いなみ。ゆ

なみ)神社→八日市町の鹿野酒造(地酒「常きげん」蔵元)などを、3時間くらい(だいたい10:00~13:00頃)

かけてサイクリング。あと、先日妹がくれた「第6回超然文学賞受賞作品集2023」(金沢大学 刊)を一気

読み。晩は粟津温泉総湯での湯浴み後、まだ明るいうちから庭で「焚き火ギター」。キャンプ用のガスバ

ーナーを初めて使って、簡単な野菜炒め(ベーコン入り)を肴とおかずにして飲みと夕食。締めはホーム

シアターで、イーストウッドの「荒野の用心棒」。今日も充実の休日。 2024.5.27


久し振りにずっとレイニー・デイの火曜日。午前中は、少しずつ読み進めていた『ゴーギャンの世界』(福永

武彦 著。講談社文庫)をほぼ最後まで読了。午後は納屋で、廃材をのこぎりで切り分けて焚き火用の

薪作り→金沢市若宮町の「パソコンの館」で22インチの液晶TVを購入→バド部活ミーティング(県総体の

振り返りと卒部式)。バド部は新チームの男女主将・副将と全体の主将・副将が決まり(3年生が決める)、

いよいよ明日から練習開始。さてと! 2024.5.28


バド部新チームの本格スタートの水曜日…と思いきや、フロアーはハンドボール部(翌日から県総体)が

使用するので我々はラントレ。それでもサーキットトレーニング(ランニングと筋トレの組み合わせ)→体幹

トレーニングを約1時間半、しっかり取り組んでいた。最上級生になった2年生がとても意欲的だったので、

本当によかった。寺井高校で10回目のチーム=外部コーチとして最初のチームの指導を、精一杯頑張ろ

うと思った。 2024.5.29


今日・明日は、バドが先週先行した県の総文・総体期間中のため、授業が2限までの特別時間割。だから

部活を10:45~13:00と、たっぷり行うことができる。新チームでの初のフロアー練習なので、一昨日の部

ミーティングを踏まえた新しいメニューを準備して体育館に入ると…1・2年生(主に男子)が、とても大きな

声を出しながら自主練習を楽しんでいた。とてもうれしい意味で驚いた。だから休憩時間に、尊敬するバド

指導者のTさん(一昨年の12月、昨年度の3年生を中心として「バドミントン・クリニック」に参加)に電話して、

明後日土曜日午後に男子3人を連れて行くことになった。それを3人に伝えた時の「やったー、うれしい!」

の反応に、「ああ、また再びの挑戦が始まるなぁ」と (まだ勝ってないのに)「兜の緒を締めた」。 2024.5.30


2時間以上、バド部の練習ができる特別な金曜日(他の部活は総文・総体)。シャトル投げの基本練習

からスタート。「フルスマッシュを打つための『ピッチャー投げ』とクイックスマッシュを打つための『キャッ

チャー投げ』の差別化を体感。その後は、「テイクバックゼロのスマッシュ」を加えた3種類のオーバー

ヘッド(上から打つ)ショットの3種類の打ち分けを、実施。これも新チームにとっての大切な「助走」。

「滑走路にして」バド競技力を高めたい。昼食は、久し振りの小松市役所前の喫茶フローラにて。マス

ターから「ずいぶんご無沙汰でしたね」と言われてしまった…(^^;) いつものように、「ブレンドを豆の

まま200グラム」購入して帰宅。 2024.5.31

~6月~

バド部は午前練。プラス午後に男子3名を車に乗せて、Tさん中心のバドミントン・クリニックへ。3人とも

「物怖じしないキャラ」なので、最初のアップから声を出し、Tさんや他の指導者に自分から質問するという

積極性が見られた。その好印象のおかげからなのか、一昨年に来た時よりもたくさんの練習メニュー(ノック

・手投げノック・半面シングルス)を経験し、その都度、丁寧なアドバイスをもらうことができた。帰る際に、

「先生、明後日(学校は代休日。部活も休み)、自主練していいですか? 一緒にダブルスしましょう」と3人

の頼もしい提案に、「もちろん! いいねぇ!」と笑顔で応えた。早くも、15日(土)の金沢伏見高校(県ベスト

8校)への「武者修行」が楽しみになってきた。 2024.6.1


1日オフの日曜日。午前中は読書、午後はバイクで越前大野へ。勝山市に入った頃から小雨がパラつき

始め、大野市内でにわか「大雨」。丁度雨宿りできたので、軽装の身体を濡らさずに済んでホッとした。

散策はいつもと逆側の「朝倉義景墓所」を中心とした。お土産は地酒「真名鶴」(「2024限定 純米大吟醸 

さかほまれ」。二千円ちょっとのお値段とは思えない絶品!)。あと、初めて入ったパナデリアというパン屋

さん(七間通り沿い)で焼きたてを買い、南部酒造場(地酒は「花垣」)隣の酒蔵ギャラリーで囓りながら

美味しく味わった。 2024.6.2




10:00~12:45、バド部自主練(一昨日、Tさんのバド・クリニックに参加した男子3名のリクエスト)。15分前に

体育館に入って準備してたら、なんと、男子全員が来た! 8人はアップ→ダブルスやシングルスのゲーム

練習(1・2コート使用)、1人(バド初心者3人中、フォームの改善が必要なT君)は私のマンツーマン講習

(3コート使用)。すでに初心者2人にシングルスで負けている2年生3名も、バド好きで明るく元気な1年生

から刺激をもらって、なんだか少しずつ上手になってきた様子。新チームの県デビュー戦は、8月6日(水)

の学校対抗戦(団体戦のみの大会。昨年度までの根上大会)。加賀地区デビュー戦は、9月21日(土)・22日

(日)の交歓会(個人戦のみ。初心者は2部トーナメント)。6月後半の1学期期末考査後から、しっかり準備

して臨みたい。11月の県新人大会では、団体ベスト8入りも狙える? …くじ運次第ではあるが(^^;) 抽選会

に行こうかしら。 2024.6.3


広報「かが」で紹介されていた、山中温泉の「加賀依緑園(いりょくえん。杜甫の漢詩にある『名園は緑水に

依る』に由来)」(今年の4月から公開)を見学するために、ママチャリで出発(10:10頃)。川端康成や吉川

英治(執筆のために長期滞在)、吉田茂(「山中会議」で佐藤栄作を後継者に指名)などのゆかりの地で、

特に金唐紙(きんからかみ。オランダの金唐革<皮革>を模したデザイン壁紙)が、とても見応えがあった。

山中温泉の南方の地、菅谷(すがたに)町の八幡神社の風情もよかった。 2024.6.4


昨日に続いて、この日もプチサイクリング(10:00頃~12:30頃)の水曜日。動橋川沿いの県道や市道(や私

道?)を、鶴ヶ滝のある荒谷町まで往復。鶴ヶ滝では滝壺までの遊歩道と鞍掛山(深田久弥『日本百名山』の

「白山」の章に出てくる、「日本人は大ていふるさとの山を持っている」の言葉の意味で私の「ふるさとの山」)

への登山道の一部をゆっくり歩き、とても気持ちの良い「森林浴」を楽しんだ。

「ママチャリで行く 田んぼ近くの 田舎道 つばくろ(燕)たちと 挨拶交わす」…なんて七五調のフレーズを、

自然に口ずさんだ(^_^) 午後はアコギ(モーリス)の弦を張り替えて、ずっと米米CLUBの「浪漫飛行」を練習。

「持ち歌」化までもう少し! ハイコード(バレーコード)での心地よいコード進行が…エレキ(ヤマハのレスポール)

で弾いても楽しそう。 2024.6.5


学校が45分授業になり、バド部活を15:20~18:15と長くできた木曜日。「フォームやラケット・ワークなどの

見直し」プリントをコピー・配布して、クリヤーからヘアピン(ネット・ショット)までの基本的なメニューを、打ち

合う相手を交代しながらその都度プリントで改善のポイントを説明しつつ実施した。その後、1~5コートは

全面、6コートは半面のシングルス勝ち上がり負け下がり4分間ゲームを行ったら…男子初心者のN君

(もともとの運動能力の高さもあるが、誰よりもひたむきにバドに取り組んでいるナイス・ガイ)が2コート

まで勝ち上がった! これで1年生は経験者のE君と初心者とは思えないF君とこのN君で、「三枚岩」

(もちろん、まだ原石)がそろい始めた感じ。でも物事にはプラマイ両面がある。マイナス面として、ます

ます2年生の影が薄く…否、これが「課題の可視化」→「意識して改善に取り組める」というプラス面に

転化するきっかけになる!「逆説の真理」(プラスがマイナス。マイナスがプラス。物事は弁証法的に発展。

矛盾や対立が「今よりひとつ上」という成長=止揚には必要)ということ。…あ、倫理の授業に使えるエピ

ソードじゃん。…でも、授業はずっとやっていないし、もうすることもないんだよなぁ(^^;) 2024.6.6


トラベル・ギター「ノクターン」を背負って、バイクで越前大野へ。南部酒造場で地酒「花垣」の季節限定

純米生酒「Syu Syu Syu」を購入した後は、九頭竜川河畔の四阿(あずまや)で小一時間弾き語り。先日

購入したキャンプグッズ(ガスカートリッジ用コンロ)を使ってルゥを温め、それを持参した弁当箱のご飯

にかけた「キーマカレーライス」も美味しかった。そろそろ「ソロ」キャンプに行かなくちゃ。 2024.6.7


バド部活は午前半日でランキング戦(シングルス)の土曜日。3年生や卒業生もたくさん参加してくれて、

よい雰囲気で実施できた。終了時の私からの話は次の通り。「ゲーム中の心技体の心の大切さ。気迫

(足を動かして、どんな球もひろいまくる)・研究心(対戦相手の得手・不得手を見きわめる)・向上心(この

ゲームを通して、うまくなる・強くなる)。3つのK」。帰宅後は、読書とギター。晩はホームシアターで、ブラピ

主演の「トロイ」を久し振りに鑑賞。 2024.6.8


1日オフの日曜日。数年前からの「買い置き本」の一つ、『イチから知りたい 楽典の教科書』(DVD付き)

を読み始めた。「教科書」なので、これは読書というより学習。「書いて覚える」ためのノートも買おう! 

そしていつかは、「五線譜に作曲」をしてみたい。1週間前に続いて、2台目のアコギ(オベーション。意味

を調べたら「喝采」だった!)の弦も張り替えたし。 2024.6.9


1日オフの月曜日。このホームページのコーナー「 My Backbone 本と映画と音楽と」を更新するために、

本棚から『知的好奇心』(波多野誼余夫<ぎよお>・稲垣佳世子 著。1973<昭和48>年 初版。中公

新書 刊)を取り出して、ページに折り目があったり傍線や書き込みを付した箇所を読み始めたら…ほぼ

1日、「沼」に入ってしまった。その「沼」とは、教員人生でずっと肝に銘じてきた「態度価値という価値基準

(ものさし)が、人間観や人生観(どんな人間、どんな生き方に価値を見出すか)においてとても大切。たと

えば、90もの力を持つ人が100点満点を取るよりも、40しか力を持たない人が70点を取ることの方が価値

が高い」という考え方を、誰の言葉(どの本)から学んだのかという沼。『夜と霧』(フランクル 著。1956

<昭和31>年 初版。池田香代子 新訳。みすず書房 刊) →『道徳教育への遡行』(岡村遼司 著。

1990<平成2>年 初版。萌文書林 刊)→『人並みという幻想』(岡村遼司 著。2006<平成18>年 

初版。駒草出版 刊)と読み進めて、最後に岡村遼司先生(大学で一番影響を受けた、教育学の先生)

の授業ノートを読み切った。どんな教師になろうとしてたのか、どんな大人になろうとしてたのか…22歳

(まだまだ「青22歳」などと言ってたっけ)前後の自分に再会できた…再会してしまった。夕方、ママチャリ

で粟津温泉総湯へ。晩には、近くの尾俣川沿いの螢を見ながらアコギ弾き語り。 2024.6.10


天気が安定して良さ気(よさげ)なので、バイクで西俣キャンプ場へ。行きは滝ヶ原→菩提→上リ江・打木・

赤瀬→大杉→尾小屋→西俣の「できるだけ森林浴ルート」を走り、帰りは最短(ほとんど信号無しの山道。

30分しかかからなかった!)コースの西俣→沢→瀬領→粟津→山代を使った。キャンプ場だとデイ・キャ

ンプで有料になるので、隣接している「自然教室」の広場で昼食(バーナーで温めたハヤシライス)&アコギ

弾き語り。バド部活は16:45~18:45。町内のお通夜があったので、終了少し前に「早退」。声や挨拶の不十

分さについて、久し振りに「お説教」タイムも…(^^;) 2024.6.11

 


創立記念日で午前半日バド部活の水曜日…てか、6月12日(寺井高校59歳の誕生日。来年は還暦)。先週

土曜日のランキング戦の結果にもとづく新しいペア(基礎打ちの相手、ダブルスの組み合わせ)で、ダブルス

中心のメニュー。「声不足対策」として、冒頭の基礎トレーニングに奪取メニューを取り入れたことと、フットワ

ーク→基礎打ちの時間帯に1コートから順番に「ファイト」の掛け声を出すようにしたことが奏功したようで、

相棒のS氏と二人して少し安心した。帰宅後は、先日予約した福井県丸岡のたけくらべキャンプ場にバイクで

出発。チェックイン後、テント設営や焚き火の準備を済ませて、近くの「霞の里」温泉へ(キャンプ場に隣接した

日帰り温泉場は、水曜日が定休日。だからこの日もキャンプ場の利用客は10組くらい)。入浴後は8号線沿い

のスーパーで買い出し(ここで偶然、理想的なキャンプ用チェアを入手!)して、焚き火しながらの飲食は19:30

頃から。丁度夕闇が訪れるマジック・アワーになり、気持ちの良い時間を過ごせた。螢や流れ星(文字通りの

「箒<ほうき>星。大きな尾を引いて、丁度北斗七星の柄杓の椀の中央を直角に横切った!)も楽しめたし、

アコギ弾き語りも長時間できたし、目出度しめでたしのわたし。 2024.6.12

 


キャンプ場の朝。昨日届いた(ネットでポチった)キャンプ用コーヒーメイカーを使い、気持ちのいい自然の中で

美味しいコーヒーを飲んだ木曜日の始まり。朝食は、昨晩食べきれなかった焼き鯖寿司。テント等を撤収して

チェックアウトは11:00。午後の15:50~18:15はバド部活。…ところが、キャプテンが不在(生徒会役員の業務で

遅刻)ということで差し引かれるとはしても、コート準備を特定の真面目な2年生と一部の1年生のみが行い、

遅れてきた1年生(すでに校内ランキング上位の2名)が「さもそれが当たり前」のようにコートに入ってシャトル

打ちに興じていて、副キャプテン(女子)がそこに居るのに「今日も」練習開始時間になっても練習を始めようと

しない為体(ていたらく。もとは「人のありさま。ようす」の意味。現在は「好ましくない状態」)だったので、またも

や「お説教」。「時間通りに練習を始めることやコート準備をみんな(1年生が中心)ですることは、声出しや挨拶

以上に大事。まともなチームの必要条件」「私は先生でなくても、『みんなにとって知り合いの人』だよね。その日

初めて顔を合わせたら、知り合いの人に挨拶するのは一般常識だと思う。私に対してそれができないと、練習

試合や大会などで外部の人(相手校の先生や大会役員の人達)に挨拶できなくなるし、そうなっているんじゃな

いか」など。これまでも気になっていた、大会等での朝の集合時に私やS先生に挨拶できないことや外部の人

への挨拶が不十分なことが少しでも解消できればいいけど…。明日、男女の幹部4名で改善策を話し合わせ

ることにした。 2024.6.13


12日(水)の朝日新聞朝刊(「高校野球メソッド」という題のコラム)に、次のような考え方が書かれていて感銘を

受けた。「決勝点は相手のミスからでした。自分自身も初めて甲子園で優勝できて、本当にうれしかったのは

間違いないですが、『相手のことを思え。はしゃぐな』という言葉が出ました。監督として『人間を人に変えるのが

仕事』というのをずっと信念にやってきました。『人間』と『人』は違います。人というのは、正しさや思いやりを

持っているもの。(中略)みんなに対する思いやり、心を第一に持つことが大切。『鬼』と言われた頃も、そこは

変わらなかったですよ。」(関商工高校<岐阜県>野球部特別顧問 阪口慶三さん。もと東邦高校<愛知県>

・大垣日大高校<岐阜県>野球部監督)この考え方が、その翌日、バド部で「お説教」したことと連動して、

久し振りにジブリ映画「紅の豚」(宮﨑駿監督のフィロソフィーが随所に垣間見える作品だと思う)を見返した。

主人公の「飛ばねぇ豚はただの豚だ」という台詞が、バド部員達に伝えたかったこと? などと考えてしまった。

「勝つことは目的じゃなくて目標。勝つことや勝つための頑張り(努力と工夫。個人とチーム)を通して、人として

成長することが目的。バドミントンという競技で、バドミントン部という部活で途上感と達成感を味わうことができ

れば、それがバドミントン以外の取組にも活かすことができる」という話をしたので。「飛ばない」ということは

「挑まない」ということ。「挑まねぇ人間はただの人間だ」「挑むこと、挑み続ける人間が、正しさや思いやりの心

を第一に持つ『人』になれるんだ」。 寺高バド部の部旗(7年前に作成)の言葉は、「 We Will Try. 挑み続ける」。

2024.6.14


バド部が午前半日の土曜日。男子4名は10:00まで学校で練習した後、「向出号」で金沢伏見高校へ。6月の

県総体ベスト8校(4校)との練習試合の第1回目。卒部した3年生のO君(伏見のエース。県でもシングルス

ベスト32入り)がダブルスで本校1年生ペアと試合(1ゲームのみ)してくれて、4-21の完敗。それを見てい

た伏見の外部コーチの方(一昨年にも練習試合に来てお会いした現役シニア選手)から、「ゲームを運ぶ球、

ゲームの道筋をつける球が打てていない。だから2人それぞれの力が掛け算になっていない」等のアドバイ

スをいただいた。参考にして精進させたい。次は1学期期末考査明けに、県ベスト8校との練習試合第2回

目として前々任校の小松高校(加賀地区優勝校)へ! 2024.6.15


午前中は町内の草刈人夫。13:00~15:00に公民館で「後会」の飲食。夕方は母と1週間分の食料品等

買い物。18:00頃にママチャリで粟津温泉へ(片道3.5㎞くらい?)。帰る際に、なじみの受付のUさんから

美味しいお饅頭をもらい(昨日は飴玉をもらった)、それを食べてから出発。少し早めに就寝。「よく頑張

りました」。 2024.6.16


快晴…とまではいかない「曇り晴れ」の一日、バド部活オフの月曜日。久し振りに、バイクで岐阜県の郡上

八幡へ。昨日までの35度近くの真夏日とは打って変わって、20度代の山道やトンネル(10度代? 寒っ!)

のため寒さに震えることも。そこで福井県大野市の道の駅「荒島岳」に立ち寄り、モンベル専門店で長袖

シャツを購入。色もデザインもとてもよいものを手に入れることができたが、風通しがよすぎて帰りの夕方

の時間帯に道の駅「九頭竜」で綿100%の長袖ボタンダウンシャツ(白色のものを持ってなかったので、洗

いざらしで普段着に着られるこんなのが欲しかった!)をさらに購入して着込んで帰宅。郡上八幡では「清流」

吉田川沿いの遊歩道で、1時間半くらいアコギで弾き語り。川の水音が大きいので、歌声やギターの音が

周りに居る人(鮎釣りをしている人や橋の上を歩く人など)にほとんど届かないことをいいことに、「ストリート・

ライブ気分」で演奏できた。これも大事な修行かも? 2024.6.18

 


このHPの「 Hobbys 」のコーナーにある「 My Backbone 」(今も私の「背骨」になっている、ものの見方・考え方

のルーツ的な書籍や映画、音楽などの紹介)の更新を頑張った。今回は『道徳教育への遡行(そこう)』(岡村

遼司 著。1990<平成2>年 初版。萌文書林 刊)について、紹介のための本文引用やこの「脚下照顧」で

岡村先生(友人で教育学部の鈴木智<今も映画やTVドラマのの脚本家、演出家として活躍中>君から誘わ

れて、先生の授業を「ゲリラ受講」<私は文学部で他学部生>。その後、教員資格を得るための教育心理学

や教育実習前のオリエンテーションなどの授業を正規で受講。自分勝手に「私淑」している唯一人の先生。

ウィキペディアには、「早稲田大学教育学部卒、同専任講師、助教授、教授、教育総合学術員教授、2014年

退職。教育問題を文化史・文化論の視点から考察することに関心をもつ」と書かれている)のことを取り上げた

文章を公開。この書籍は、私が大学3年生当時(1985年度)に受講していた岡村先生の授業のエッセンスが

詰まっているもので、孔子やプラトン、パスカルやフランクル(ドイツの実存主義心理学者)の思想を、「道徳

そのものは教えることができない。それは実際に生きて行う態度や体験によってはじめて得られる価値だから」

という考え方の「補助線」として学ぶ(試験はレポートが中心)もの。引用したのは、「態度価値の意義」や

「無宗教者の信仰の在り方」、「正しさからでなく評価を得られるから行われるパリサイ人の善行の罪深さ」など

について書かれた岡村先生の文章。この「 My Backbone 」は、前任校で出会った元生徒のY君(ペンネーム

は小清水志織)のリクエストでスタート(定年退職後の4月から)できた企画。改めてY君に感謝します。 

2024.6.18


ほぼ快晴の初夏空のもと、バイクで「海福井」を堪能した。パワー・スポットのように感じる越前海岸の鮎川町

(もと国見村の一角)の駐車場にバイクを駐めて、これまでまだ歩いていなかった町の北半分くらいを海沿い

に往復した。キャンプ場やガラス工房、手作り製塩所や国定海岸公園、独特な神社等を巡ることで、潮風を

胸一杯に吸い込み、空と海の青や山と森の緑を身体一杯に浴びてスーパー・リフレッシュできた! 道沿いに

丹精された紫陽花(丁度、花の周りの草刈が行われていた)も素敵だったし…。帰宅後、いつものママチャリ

「街角号」で粟津温泉総湯へ。晩酌はこの日購入した福井の地酒「梵」を美味しくいただき、10:30にアコギを

抱えて近くの尾俣川から山代中学校に伸びる田んぼ道へ。帰宅したら0:30になっていて驚いた! 2024.6.19

 


先日登録した能登半島地震・石川県災害ボランティアのHPの予約コーナーで、明日1日、七尾市での災害

廃棄物(「瓦礫<がれき>」とは言わないのは、被災された方へのエンパシー「自分事のように受け取る想像

力」に基づくネーミング?)の片づけや運搬、津波の被害を受けた海岸の清掃などをすることになった。6年

前の西日本豪雨・岐阜県災害ボランティア(2018.7.17)に、軽トラで行って以来の活動。晩には金沢の大豆田

のいいとこ鳥で、初任校(大聖寺高校)の教え子E君(今年の4月から教育委員会で頑張っている「社会」科

ティーチャー)と飲み会。泊まりは、定宿のビジネスホテル東楽。オープン・マインドで、1日臨みたい。 

2024.6.20


朝5:45に車で自宅を出発。大事を取って小松ICから北陸自動車道を使う。途中(宇ノ気町)で休憩をいれたり、

七尾市内のコンビニで昼食用の携帯食を購入しながら、8:15頃、七尾城登り口駐車場に到着。そこからシャトル

・バス(無料。8:30発)に乗り、七尾市災害ボランティアセンターへ(7分程度)。8:45頃から説明や注意事項の

連絡、チーム分けがあり、私は「災害廃棄物の仮仮仕分け」(20人で3班編制。軽トラや2トン車、ハイエース

の運転手募集の呼び掛けの次の呼び掛け)に立候補した。現地に軽トラの助手席に乗って(ドライバーのボラ

ンティアの方が私の一つ年下の女性で、ボランティアのベテラン。いろんな接点<趣味や人生経験>があって、

この日一番お喋りした「楽しい人」)たどり着いた後、ボランティアセンターの方に、おそらく「見た目」から力仕事

メインの作業(いろんなボラ現地から運び込まれる災害廃棄物をトラックから降ろして分解したり、種類別に

運び分けたり、その分別されたものを次の仮仕分け場所や最終的なリサイクルセンターに運ぶトラックに積ん

だりする)班に割り当てられた。午前2時間半、午後2時間半くらい作業した後、16:00過ぎに七尾城登り口駐車

場から車で金沢へ。いつもの満天湯で入浴→ビジネスホテル東楽にチェックイン→大豆田のいいとこ鳥で初任

校の大聖寺高校の教え子(2年・3年で担任。「社会」科の先生でバドの先生。今年の4月から教育委員会へ)

E君と飲み→スナックMACHIKOにも二人で。「教え子」というか「出藍の誉れ」の頼もしい彼。今は、私の方が

教えてもらっている…というか、互いに「師」。「師合わせ」。 2024.6.21


ボランティアと飲み会の翌日、1日オフの土曜日。週末に届くいつもの「週刊金曜日」と、昨日から読み進め

ている『他者の靴を履く』(ブレイディみかこ 著。文春文庫。著者は1つか2つ年下の同年代。既刊の著書、

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の1と2には、たくさん折り目と書き込みをしてある)を読み

込んだ。それとは別の、久し振りの朝日新聞朝刊「折々の言葉」(鷲田清一)からの引用を記す。

先生の存在が、<問い>だからである。 大澤真幸

何かを知ろうとすれば問いを立てなくてはならない。そして良く問うには先生が必要だ…(中略)…人生の意味

は何かある目的の達成にあるのではなく、日々の歩みの在りように懸かっている。実際、教わった知識は

またたく間に忘れても、先生の背中は忘れない。『私の先生』から。

文中にある「忘れない背中」の先生になれていたかなぁ、今も(バド部外部コーチの「先生」として)なれている

かなぁと思った。あと、自分が出会ってきた、今も親しくお付き合いさせていただいている先生達が、生徒達に

とって、そんな「忘れられない背中」の人達だなぁ。自分は幸せ(師合わせ?)ものだなぁとも。 2024.6.22


前任校の二水高校卒業生Y君(ペンネームは小清水志織)と、小松の道の駅「木場潟」でランチ→軽食堂

クッチーナ(お目当てのフローラは定休日)でコーヒーを楽しんだ日曜日。Y君が2月に自費出版した小説

『言葉くづし』(謹呈されました!)のことや、「今推し」の映画や音楽の話がたくさんできて良かった。7月か

ら金大で開催される古代エジプトのカタコンベ関係の展示の情報もいただいて、今からそれがメッチャ楽し

み。その図録作成にY君も校正等で関わっているとのことで、素敵です。

 MT的「折々の言葉」。

 音楽以外のあらゆることをやることが大切だと思います。 池辺晋一郎

「音楽家になるなら、毎日、音楽を聴くほうがいい?」の質問に対する、著者の回答の要点。「そんな必要は

ないですよ。皮肉っぽく聞こえるかもしれませんが、」に続く言葉。「作曲家になったあかつきには、自分の

作品を発表しなくてはなりません。職業として『家』という字がついたなら、世の中に何かを問わなければなら

ない。自分の世界観を表明しなくてはならない。そのときに自分のなかに何もなかったらどうしようもない。

(中略)内なるものとは、蓄積したものです。その蓄積をつくっておけと言いたいんです。それには本を読んだり、

絵を見たり、さまざまな体験をしたり…そうするうちに、何を書けばいいか見えてきます。」 『音楽って何だろう』

(2019<令和元>年 初版。平凡社 刊)から。
このページの余白にメモられた私の書き込みは、以下の通り。音楽のために、音楽以外を頑張る(努力と工夫)。

教育「家」。授業「家」。バ道「家」。 2024.6.23


朝食後の軽い運動は、ママチャリ「街角号」で小一時間のサイクリング。この季節の野鳥は、田んぼの燕

(街中でも、巣に餌を運ぶ姿が見られる)や白鷺(サギ)・青鷺、川の近くなどで鶺鴒(セキレイ)が多く見ら

れる。時々、遠くの麦の苅畑などに雉(キジ)の声を聴いたり、姿を見たり…。自転車のカゴには淹れたて

のコーヒー(小松の老舗喫茶店フローラのブレンド豆)。「さてと、風はないけど、今日も一日『よく生きめやも』!」

と心で言う。…あ、今気づいた。宮﨑駿監督の映画「君たちはどう生きるか」のタイトルは、前作の「風立ちぬ」

とこんな風に連動していることに。それもそうだけど、また堀辰雄の小説『風立ちぬ』、読んでみようかな。 

2024.6.24


数年間に読んだ『ホモ・デウス』(ユヴェル・ノア・ハラリ 著。柴田裕之 訳。2016<平成28>年 河出書房 

初版)上・下2巻の読書備忘録。一時期(2年前)、ずっと「ハラリ本」を読み進めていた。『ホモ・サピエンス

全史』から『21 Lessons 』も含めて。この日、折り曲げたページを中心に再読しながら、傍線と書き込みをした。

  「歴史の研究は、私たちが通常なら考えない可能性に気づくように仕向けることを何にもまして目指している。

  歴史学者が過去を研究するのは、過去を繰り返すためではなく、過去から解放されるためなのだ。」

  「歴史を学ぶ目的は、私たちを押さえつける過去の手から逃れることにある。歴史を学べば、私たちは
 
  あちらへ、こちらへと顔を向け、祖先には想像できなかった可能性や祖先が私たちに想像してほしくな

  かった可能性に気づき始めることができる。(中略)歴史を学んでも、何を選ぶべきかはわからないだろうが、

  少なくとも、選択肢は増える。」

  「歴史を学ぶ最高の理由がここにある。すなわち、未来を予測するのではなく、過去から自らを解放し、

  他のさまざまな運命を想像するためだ。もちろん、それは全面的な自由ではない。私たちは過去に縛られる

  ことは避けがたいが、少しでも自由があるほうが、まったく自由がないよりも優る。」
            
 2021.3.9付のこの「脚下照顧」で、私は以下の様に記している。歴史を解するコツ(「補助線」)は、次の三つの

考え方。「歴史とは、現在(未来も)と過去との対話」(E.H.カー)と「歴史とは、自分(の内面)と過去との対話」

(阿部謹也)。そして、「歴史とは、過去を当時の人の眼で見て、経験すること」(J.H.エリオット)。
 
 四つ目の考え方に出会った! それは、「歴史とは、過去の束縛から解放されて未来の可能性に気づくための

ヒント」(Y.N.ハラリ)。 2024.6.25


梅雨の晴れ間の水曜日。お弁当(クスリのアオキで購入した鰻丼)とお茶をクーラーバックに入れて、

福井丸岡たけくらべキャンプ場へ。アコギ(オベーション)を背負って、バイク(HONDA CB250R

「キャンディ」)に乗って。食事と演奏後は、いつもの越前大野へ。すぐに南部酒造場で地酒「花垣」を

2本購入(1本は、30日の日曜日に「サロン西」での集まりに持参予定)して、帰りは別ルート(美山や

永平寺経由の山あいの道)を使い山中温泉総湯「菊の湯」へ。アウトドアと温泉と地酒で、豊かな1日! 

2024.6.26

  


翌日の「能登震災ボランティア」(先週は七尾まで自家用車で往復、今回は珠洲市まで金沢駅からバスで

往復)に向けて、「プラスαの準備」(先週のボラ体験を踏まえて、つば付きキャップや踏み抜き防止イン

ソールなどを購入)をした。天候は雨の予報なので、バイク用の雨合羽が活躍するかも。早朝6:20(金沢

駅からバス出発)から夕方19:30(金沢駅にバス到着)までの長丁場になるので、今日は早く就寝します。 

2024.6.27


先週の七尾市に続いて、珠洲市に能登半島地震災害ボラへ。5:15自宅出発→(一般道使用)6:00金沢駅

西口前のコインパーキング到着→コンビニで昼食用のパンを購入→6:30大型バス出発→(途中、西山SAで

休憩)9:30珠洲市ボランティアセンター到着。ガイダンス後、班分けがあり、私は今回も最初に募集された

班に立候補。2トン車1台と軽トラ5台、人員12名(運転手と助手席の人)で、狼煙(のろし。能登半島北端

の禄剛崎<ろっこうさき>の灯台がある)近くの寺家(じけ)町へ。山側の須須(すず)神社の分宮と海に

挟まれた町工場が、1月1日の地震と津波(2m以上)のために倒壊していて、経営者の方が自力(重機を

使用)で解体した建物の瓦撤去作業を行った。心配していた雨にはほとんどあわずに、午前・午後の約2

時間半ずつ活動した。2トン車の運転手さんは福井の防災関係の仕事をされている方で、1週間くらい近く

のボランティア・キャンプ場で寝泊まりしながらの長期ボラ。「津波の被害も大きかったことが知られていない。

もっとその実態を報道して欲しい」と、実感を込めて話されていた。リーダーの貫禄あふれた方で、時々ジョ

ークを飛ばしてみんなをなごませていた。「タイヤの真上近くに重い荷物を置いとくと、軽トラのハンドル取ら

れるよ」との注意には、なるほどと思った。「防災士の資格が2日間の講習で取れるよ。取っとくといいよー」

とおっしゃっていた。の私が乗でていただいた軽トラを運転していた方は東京で自営業をされていて、やはり

1週間、金沢のホテルに泊まりながらの長期ボラ。13年前の東日本大震災のボランティアにもずっと参加

されていて、「今の活動は、草刈とかが多いですよ。顔なじみが多くなって、全国から集まってくる人達といろ

んな話が聞けて楽しんでます」とのこと。あと、瓦の手渡しリレーでずっと一緒だった、大阪の泉南市から来た

(深夜1:00に車を乗り合わせての来県)6人の20歳代前半の男性の若者達が印象的で、「友人達みんなが

仕事を休めるタイミングで、やっと来られました」とのこと。16:00ボランティアセンターをバスで出発→18:30

金沢駅到着。「お疲れ様でした!」と挨拶して解散した。…ところで、大阪の泉南市…せんなんし…「何か

自分や自分達にできることを、せんなんし!」。これは石川(小松? 寺井?)の方言なので、大阪の若者達

には言えなかった(^^;) そうだ、明後日、Nさんのサロンの集まりで寺井高校縁(ゆかり。えん。えにし)の皆さん

に披露しよう! 2024.6.28


一日「曇りのち晴れ」の天候を活用して、11:30、バイクで小松の西俣キャンプ場へ(2度目)。キャンプ用具で

昼食(カレーライス)とコーヒー(豆はフローラのブレンド)を美味しくいただいた後は、アコギ(ノクターン)で

「野外ライブ」。座り弾き→立ち歩き弾きで、気がついたら17:00近く! いつもの粟津温泉総湯に浸かって

帰宅・夕食後には、ホームシアター用のスクリーンにYouTubeの動画を映しながらエレキギター(ヤマハの

レスポール)で「本人歌唱」のコンテンツに合わせて弾き語り。まさに「ギター三昧」の土曜日だった! 2024.6.29


16:00~19:30頃、寺井高校縁(ゆかり。えん。えにし)の皆さんと、4年前と昨年度と3年学年会でご一緒した

Nさんのサロン(ご自宅を、「笑いヨガやカラーセッション」等の地域活動のために改装)で会食・飲み。気が

許せる顔ぶれで、楽しいひとときを過ごすことができた。Nさんは来月、インドに研修に行かれるので、「帰国

後に報告会をしましょう!」という運びになりそう。また一つ、「近い楽しみ」が加わった。 2024.6.30

~7月~

先日購入した『他者の靴を履く』(ブレイディみかこ 著。文春文庫)を読了。以下、備忘録的引用。


(「共感」という共通の)日本語になると「エンパシー」も「シンパシー」も同じように感情的・情緒的というか、

単なる「お気持ち」の問題であるような印象を与えてしまう。つまり、「身につける能力」というより、「内側から

湧いてくるもの」のように聞こえるのだ。(中略)特にエンパシーの訳語に「 ability (能力)」という言葉がまったく

反映されていないのは奇妙だ(と同時に、なぜ日本でそうなっているのかは面白い点でもある)。


ちなみに英英辞書では、エンパシー empathy の意味は「他者の感情や経験を理解する能力」と書かれている

そうな。さて、私の日本語訳案は、「他者理解力」「配慮力」「手心力」「気働き力」…うーん。思うにエンパシーは、

特に初任校での「ホーム通信」(12年間勤務して、初めの3年間以外は7年間ずっと2年生か3年生のホーム担任)

や授業、部活などを通して生徒達に強調していた「社会力」という言葉・考え方に近い…というか含まれるのでは? 

次に、2018.6.23付け「脚下照顧」の、その「社会力」に触れた文章。


「先生は世界史を教えているというよりも、世界史を通して社会を教えているんだよ。数学が数学力を高める教科

なら、『社会科』の科目は社会力を高めることが目的なんだよ。社会力というのは、みんなが一人ひとりのメンバー

として成り立たせている社会というチームをよりよくする力と、社会というチームの中で自分自身をよりよくする力

なんだよ」(世界史A<キリスト教とローマ帝国>の授業にて)。


能登半島地震の発災から丁度半年になる7月1日にふさわしい、読書と考察になったと思う。さてと、またボラン

ティアに行くぞ~! ボラはエンパシーと社会力を高めてくれる。学生時代に経験した、いろんなボラが懐かしい。

サークル「ひまわり子ども会」も。 2024.7.1


翌日からバド部再開!…のタイミングで、「もしドラ」=『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの

「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海 著。2009<平成21>年 初版。ダイヤモンド社 刊)を再読。その

テーマや内容は、今も私の「バド部指導のバックボーン」になっている価値観と重なる点が多いということを

確認できた。以下の引用(今回は、「さわり」のみ)で、紹介します。


キャプテンの星出純は、こう言った。「それは正直厳しいよ。うちの部員たちは、甲子園に出るために野球を

やってるわけじゃないからね。身体を鍛えたり、仲間を作ったり、高校時代の思い出を作るためだったり…

後は、子供の頃からの惰性とか、他にやることがないからってやつもいるし。そういう連中に『甲子園を目指

そう』と言ったって、誰もついてこないんじゃないかな」


野手の要、キャッチャーの柏木次郎はこう言った。「あのさ、それはやっぱり難しいと思うよ。気持ちは分かる

けど、へたに甲子園なんか目指したりすると、かえって行けなかった時のショックが大きくなるんじゃないかな? 

だったら、初めから大きなことは言わないで、三回戦突破くらいを目標にしておいた方が無難だよ」


さて、この後の展開は…? バド部のみんなと共有したいフィロソフィー「バ道。バドミントン哲学」について、

考えて、伝えて、結果を出していきたい! 2024.7.2


1学期期末考査最終日の水曜日(一昨日が大雨のため休校。だから1日遅れで終了)。約2週間振りの

バド部活は、13:30~15:30の2時間。「校内ランキングが高い人には基礎・基本の見直し、低い人には基礎・

基本ができていない現実から目をそらさないで改善にチャレンジ」という話をした上で、「1メニューずつ、

20秒間フットワーク→2分間そのフットワークを使ったシャトルの打ち合い」を、ホームポジション(ゼロ=

相手の打球のコース判断とリアクションステップを意識)から真っ直ぐ前後(前2歩・後ろ3歩)→同じく斜め

前後左右(3歩)→同じく左右サイド(2歩)の3メニューを行った。この練習方法はオリジナルで初の試み。

終了時には「このメニューを経験することで、一つ一つの動きを、『真っ直ぐ前は2歩で』などのようにお互い

に分かる言葉で伝え合えるようになったことが大事」「寺高バド部は、上級者にもまだそうじゃないプレーヤー

にもどちらにも『今必要な練習』をみんなで頑張ることを大切にするチーム。だから、団体戦で勝つことや

個人戦の誰かの勝利を全員で喜べる」という話をした。『もしドラ』からの今日の引用は、次の通り。

みなみ(注:主人公。高校野球部のマネージャー)はドキドキしながらその先(注:ドラッカーの著書『マネジ

メント』)を読み進めた。すると(中略)「人を管理する能力、議長役や面接の能力を学ぶことはできる。管理

体制、昇進制度、報奨制度を通じて人材開発に有効な方策を講ずることもできる。だがそれだけでは十分

ではない。根本的な資質が必要である。真摯さである」「(中略)学ぶことのできない資質、後天的に獲得

することのできない資質、始めから身につけていなければならない資質が、一つだけある。才能ではない。

真摯さである」(一三〇頁)


現チームの主将(男子K君)の真摯さ(バドだけでなく、勉強にも生徒会役員としても)は、「折り紙付き」

(バド部内だけでなく、教員も含めた学校全体の誰もが認める彼の素晴らしい資質)。私も負けてられない。

だから、「知行合一」(陽明学。ソクラテス)で頑張る。 2024.7.3


午前中にお墓の草取り、午後は15:50~18:15にバド部活の木曜日。前者ではお墓のすぐ近くを流れる

小川周りの草取りと、流れに溜まった泥などを取り除いて周囲に石を敷き詰める作業も行った。これで

雨の日に泥などが流れ込みにくくなり、お墓に来た人がここで手を洗ったりできるようになると思う。後者

については以下の通り。考査課題未提出のため部活禁止の部員がまだ数名いたので、この日も昨日の

ように「基礎・基本ができていないという現実から目をそらさないで、改善にチャレンジ」的なメニューを中心

に頑張った。特にこの日は、新チームになって初の「ステップダッシュ」(チャイナステップ8種類とダッシュ

を組み合わせたもの)を敢行。あと、「平日の放課後練習の基礎打ちはむしろ『応用打ち』。土曜日の基礎

打ちを大会当日に合わせた10分間の基礎打ちにするので、1週間の『応用打ち』の成果をそこで実感でき

るようにしていこう」という練習計画・練習戦略をスタートさせた。「基礎→応用」ではなく、「応用→基礎」を

大事にする。理由は、「究極の応用=ゲーム」だから。自らの欠点・弱点を直視して、改善の必要性を痛感

させ、改善への意欲を高めるという戦略的・中長期的なプログラム。これも初の試み。でも理にかなってい

ると思う。「基礎打ちが楽しくない」と思う部員も多いと思うが、練習の目的を理解して、バド力(自らはもち

ろんチーム全体の競技力)向上と部活のムードの高まりが実感できれば、必ず成果が上がると考える。

では、今日の『もしドラ』引用(注:一部改変)。


「この本にはさ、『企業の目的と使命を定義するとき、出発点は一つしかない。顧客である。顧客によって

事業は定義される』って書いてあるんだけど、これは顧客が誰で、どんな人であるかによって、野球部が

何であって、何をすべきかが決まってくるってことだよね?」

「野球をやるためにお金を出してくれたり、お金は出さないまでも、協力してくれている人たちがいるじゃないか」

「そうなると、例えば『親』が顧客ということになるの?」

「それから、野球部の活動に携わっている『先生』たちや『学校』そのものも、顧客ということになるだろうな」

「その学校にお金を出している『都道府県』も顧客。全国の『高校野球ファン』も顧客。…そう考えると、高校

野球に携わるほとんど全ての人が顧客」

「それから、忘れちゃいけないのは、ぼくたち『野球部員』も顧客。野球部員であると同時に、一番の顧客」

みなみ(注:主人公。野球部マネージャー)は、分かりかけていた野球部の定義というものを、具体的に認識

することができたのである。「感動!」とみなみは叫んだ。「顧客が野球部に求めているのは『感動』だったのよ!

それは、親も、先生も、学校も、都道府県も全国のファンも、そして私たち部員も、みんなそう! みんな、

野球部に『感動』を求めてるの! だから、野球部のするべきものは、『顧客に感動を与えること』なんだ。

『顧客に感動を与えるための組織』というのが、野球部の定義だったんだ!」


そういえば今日の練習で、練習メニューの説明をしている時に目の前であくびをしていた部員に対して、ふと

「バドで青春してますか? このチームで青春してますか?」と優しく注意をした場面があった。「青春」を、「人

(恋愛ならパートナー)に感動を与える・自分が感動する」と定義すれば、ドラッカーの考えと結びつくことに気が

ついた! 晩にネットサイト「バド×スピ」で、先日のイングランド・オープン女子シングルス準決勝の山口茜と

アン・セヨンの「激闘」を観戦した。私は1人の顧客、すなわち=山口茜選手を「ひいき」にしている「得意先」の

ファンとしてメッチャ感動した。 2024.7.4


13:20集合で、14:00~15:20に県の永年勤続退職者への知事感謝状授与式が県庁近くの地場産業センター

であった。馳知事から感謝状を手渡される際に、「けんしですか? けんじですか?」と名前の読み方を質問

された。「けんじです」と笑顔で答えて、前の人と同じように(この人と私の2人だけ?)「ありがとうございます」

と言いながら受け取った。後で思いついたネタは以下の通り。「私はけんじ。あなたはけん『ち』じ。でも、私にも

あなたと同じ熱血の『ち』が流れています」。感謝状の文句「…本県教育行政の進展に多大な貢献をされました」

には違和感(^^;)を、日付(令和六年七月五日)と受領者通し番号(教庶<教育委員会庶務課?>第二二二六七号)

の数字には親和感(^_^)を覚えた。17:05~18:15はバド部活。16:00頃に学校に着いたので、図書室で「油を売って

から」体育館へ。参加部員の人数が奇数だったので、基礎打ち→ダブルスゲームと一緒に頑張った。室温は35度

超えのフロアーで(^_^;) 2024.7.5


午後バド部活の土曜日。翌日が能美市の市民体育大会(ダブルスのみ)なので、ステップ練習のトレーニング

と10分間の基礎打ちの後、ダブルスのみのゲーム練習。卒業生が6人来てくれたので、練習試合的な半日

練習ができて良かった。ただし、3日前に1学期期末考査が終わって、まだ部員全員がそろって練習できて

いない現実を直視し、みんなにも直視させた。考査の課題が出せていなかったり、この日の模試の課題が

出せていなかったり、体調管理ができていなかったり…。「チーム全体の課題(学校生活や食生活などの

「生活力」を、バドや部活のためにも高めること)だよ」という話をして、部活を締めくくった。 2024.7.6


七夕の日曜日は、1日、能美市民体育大会(ダブルスのみ)。怪我と体調不良の男女一名ずつ以外の

8ペアがエントリー(男子の2ペアが1部。他は2部)し、それぞれ3回ゲームができた。結果は…ほぼ全敗。

特に男子の1番手ペアが、社会人ペア(外国籍の方達?)の「完全トップ&バック型」(後衛専門の人は

自分のサーブもコート後方から打っていた!)に「してやられて」しまったゲームで、2人…というか寺高バド

部の弱点(ショットのコントロールやショットの打ち分け<タテの角度やヨコの角度、緩急、面の切り替え

など>が不十分)があぶり出されたと思う。だって、完全トップ&バックということは、常にコートの左右が

がら空きになっているのに、そこに強打しようとしたり、ネットやラインギリギリを狙いすぎたりして自滅する

ショットが多すぎた。要するにダブルス特有の「ゲーム運びの球でペアをアシストする球」が打てなさ過ぎ…

っていうよりその意識や戦術がなさ過ぎ。先日、金沢伏見高校でコーチの方から指摘された通り。「1人

1人のシングルス力はあっても、2人それぞれのダブルス力が足りないと掛け算にならないよ」ということ。

このゲームは、男子全員に声をかけて観戦させたので、自分達全員のダブルスを考えるチャンスにさせ

たい。 2024.7.7


バド部定休日の月曜日。① 読書→② 自転車で片山津温泉総湯→③ 昼夜食堂オオハタ。で飲みの1日。

①については、以下の通り。『グレート・ギャツビー』(フィッツジェラルド 著。野崎 孝 訳。新潮文庫。?度目)

を読み終え、同じ訳者による『ライ麦畑でつかまえて』(J.D.サリンジャー 著。白水uブックス。?度目)を

半分まで読了。どちらも現代アメリカ文学の「古典」。前者の解説からの引用。

「ロマンティックであると同時に、ロマンスというものに対してシニカルである」

フィッツジェラルドが浮かび上がらせたかったギャツビーの「偉大さ」もしくは「偉大さの欠如」とは、実は同じ

ギャツビーの盾の表と裏なのである。            

後者からの本文引用で、十七歳の主人公ホールデンの独白。

今は十七さ。(中略)頭の方一方の側は―右側だけどさ―白髪がいっぱい、ゴマンと生えてんだ。子供のとき

からずっとこうなんだよ。それでいながら、いまでも、ときどき十二ぐらいの子供みたいなことをやるんだからな。

みんなからそう言われるんだ。特におやじがね。それも、いくらかはその通りなんだが、しかし、全くその通りって

わけのもんじゃない。大人ってのは、いつだって、全く自分たちの言う通りと思うものなんだ。こっちは知っちゃ

いないやね。ただ、年相応にふるまえって大人から言われると、ときどき、退屈しちまうだけさ。ときには僕は、

年よりもずっと大人びたことをやることがあるんだ―ほんとだぜ―ところが大人はそれに気がつかない。

大人ってのは、なんにも気がつかないんだからな。

雨の日に読むのがふさわしい2冊。前者の244頁に、「幸福(さいわい)なるかな、死して雨に打たれる者」

(訳注 マタイ伝の「山上の垂訓」をもじったもの)とある。 2024.7.8


16:45~18:15バド部活の火曜日。家にあるクラシック系のCDの「自炊」(パソコンでデータ化)に着手。他の

系統のCDはすでに完了。数年前から新しく購入したらすぐにデータ化していたので、ずっと聴いていなかった

アルバムがほとんど。シューベルトの歌曲集「冬の旅」(バリトンがゲルネ、ピアノがブレンデル。2003年10月

録音)が特によかった! ライナーノーツには歌詞(ドイツ語と日本語訳)もついていて。

以下、冒頭の「 Gute Nacht グート・ナハト おやすみ」からの引用(注:一部改変)。

              僕は旅に出るのにも

              時を選ぶわけにはいかない

              この暗闇の真っ只中で

              自分で道を探さねばならない

              月の落とす影だけが

              僕の旅の道連れだ

              月明かりで一面真っ白な中

              獣の通い路を探すのだ

ヘッセの小説を、またまた読みたくなってしまう。…あれ、5曲目の「菩提樹」って、何かの作品で大事な役割を

果たしてなかったっけ? 2024.7.9


蔵書の断捨離を敢行しようとして、一冊の本を手に取った。タイトルは、『思考体力を鍛える』(西成活裕 著。

あさ出版 刊)。著者の講演を、金沢で聴いたことがきっかけになって購入した本。以下は、「バド部の指導に

使える!」と思った箇所の引用。 

   大きな目標を立てたらそれに伴う小さな目標をいっぱい立てて、それをひとつずつ

   クリアしていくのです。こうした小さな目標を「予備目標」といいます。

部員達に次のように伝えたい。「寺高バド部男子は県大会で団体戦ベスト8に入る」=大きな目標←「加賀地区

大会県で団体戦・個人戦ダブルスとシングルス3冠」=予備目標とか、「初心者が経験者に勝つ」=大きな目標

←「クリヤーを相手コートの奥まで打つことができる」=予備目標など。…で結局、断捨離はできませんでした(^^;) 

2024.7.10


劇場で観たのが約2年前(シナリオが原作者。その原作もほぼ同時に読んだ)の映画「20歳のソウル」

(秋山純 監督、神尾楓珠 主演、佐藤浩市 助演)のDVDを、ホームシアター鑑賞。以下の文章は、

初見の後、この「脚下照顧」に掲載したもの。

何回も出てくる「よい音楽を」という台詞に、この映画が持っている普遍性を感じた。そして、この映画が

持っている個別性にシンクロする私がいた。「ベクトルは他者(ひと)に向けるな、自分に向けろ!」(吹奏

楽部顧問「タカケン」高橋健一先生=佐藤浩市の台詞)。 2022.6.13

原作本のページを折り曲げて、傍線を引いてある箇所を拾い読みしていたら、次の言葉が胸に残った。

   「音楽は人間関係だ」

出会いや別れ、和解や交流、そして衝突や分断…などなど。なるほど、音楽は、調和が難しい互いに

異なる人間どうしに、またひろく社会や世界に、共感(シンパシー)や共感力(エンパシー)のハーモニーを

生み出「そうとする」芸術的な試みなのかも…と思った。 2024.7.11


朝日新聞朝刊投稿欄「声」に掲載された、千葉県の大学院生Kさん(昨年度までは公立高校の「社会科」

の先生。小松高校での私の世界史授業・補習受講生の「エース」)の文章からの引用。

   私は社会科教員として、コロンブスは「英雄」か生徒に考えさせる授業をしてきた。しかし、生徒が

   社会に出て上司や先輩、他人と違う自分の意見を表明するための教育はできたいたか。反省し

   つつ、学んでいる。

特に後半の「社会に出て自分の意見を表明するための教育はできていたか」について、私も自問自答

しています。 2024.7.12


午前中は野球部の甲子園県予選の応援(タイブレーク9-7で勝利)、午後は小松高校に男子4人で

練習試合(2年連続、加賀地区大会団体決勝戦の相手校。来年度は勝って優勝を目指している)。

やはり小松の1年生O君のバド競技力は高いものがあると実感させられつつ、団体戦と個人戦ダブルス

は負けられないと確信した。うちの2年生主将K君が、シングルスでもO君を苦しめるラリーを少なから

ずしていたことも収穫。「まだ半分しか得点できてませんが、夏休みに練習頑張って、次に対戦する時

は15点以上を目指します」と頼もしい宣言が聴けた。ちなみにバドミントンの正規ポイントは21点3ゲーム。 

2024.7.13


フランス革命135周年の日曜日。35年前は初任校の大聖寺高校勤務2年目で、「生徒会の先生」。

学校祭(聖高祭)の体育祭で優勝した団のテーマが「フランス革命」(団の色は青・白・赤のトリコロール

・カラー)。…そんな日に、米トランプ前大統領が狙撃されたというニュースが! 米独立宣言や

仏人権宣言の思想(蘭グロティウスの自然法思想や仏ヴォルテールなどの啓蒙思想、英ロックなど

の社会契約説等がベース)が「有言不実行」(意義や価値、必要性が分かっているのに、それを

生きられない・体現できない)になっている(今に始まったことではないにせよ)とか「不言不実行」

(そもそも意義や価値、必要性が学ばれていない・教えられていない)になっていることが現代の

「症状」の「病因」? 2024.7.14


梅雨の晴れ間(…とは言っても、ずっと曇り空)を利用して、トラベル・ギターと一緒にバイクで越前海岸へ。

初めて訪れたのは、福井県三国市に近い福井市浜住町(はまじゅうちょう)にある鷹巣海水浴場。「海の日」

ということもあってか、浜茶屋(…「海の家」の呼び名がふさわしい? ?百メートル続くきれいな砂浜に、

6つくらいあった!)にはけっこう人が入っていて、バーベキューなどを楽しんでいた。その後はマイ・パワー

・スポットの一つ、鮎川町の西之宮蛭子神社境内にバイクを駐めて日本海を眺めながら2時間程度弾き語り。

帰途、道の駅「みくに」に立ち寄って地酒を購入し、出発しようとしたら突然のスコール。すぐに駐車場の桜の

木の下で、こんなこともあろうかと持参したレインウェアを着込んだ。吉崎町の道の駅「蓮如の里」で少し休憩

して、17:30頃帰宅。車庫ですぐにバイクの雨や汚れを拭き取って、車で粟津温泉総湯へ。 2024.7.15








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